社長ブログ

vol. 614　当たり前なんかないということ

2022/03/19
関係ないはなし

毎日ブログ614日目　　　
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昨日の雨で１日順延した選抜高校野球大会が今日から開幕したね。

でも甲子園がある兵庫県はまだまん防真っ最中。だからなのか開会式に並んだ高校は本日試合予定の６校だけだった。

・・でもそんな仕打ちも21日まで。22日からの全面解除を受けて球場への入場者上限も撤廃となる。

思えば2020年の春と夏は無念の中止。2021年は感染防止対策はこれでもかっていう徹底ぶり。

これでやっと満員のスタンド応援で本来の盛り上がりで甲子園での野球が観れるようになったよね。

そんな少しさみしい開会式だったけどおなじみの選手宣誓をした倉敷工の福島貫太主将。

一言一言が短く力強い、素晴らしい宣誓だった。そのなかで””感謝”って言葉を3回もつかっていたこと。それと”当たり前だった日常が失われて3年”っていってたのが印象的だった。

そりゃそうだよね・・彼は3年生。高校生になったと同時にこのコロナ感染拡大。まさにこのコロナ禍とともにあったような高校野球人生。

それでもこの甲子園という大舞台に立てたことで感謝の気持や当たり前ということなんかない。全ては有り難いことって本心から感じているんだろうね。

そして日中は事務所からちょっと中抜けしてひさしぶりの隅田川沿いの野球場。次男の練習試合を観戦しにいってきた。

結果は見事に相変わらずやられまくっていたけれど・・本人は二塁打タイムリーに三振もいくつか取れて満足そう。

それでもこんないい天気のなか平和に野球ができて、両チームの選手たちも勝っても負けても笑ってて楽しそうだったよね。　

そして帰り道は自転車で浅草を通って帰ってきたんだけどまずまずの人出だった。少し前のゴーストタウンのような静かな街並みはうそのよう。

飲食店やいろんなお店もどこも混んでいて並んでいたくらい。まだまん防全面解除前だけどこの調子なら思った以上に早く人が帰ってきてくれそう。

でもこうして休みの日には好きな人と好きなところに出かけたり、みんなで野球の試合ができたりするのは本当は当たり前じゃないんだろうね。

いま世界にはそんな自分たちの自由な意思も思い通りにならないばかりか、そもそも生きるために死を覚悟しなきゃならない現実もある。

それに比べたらまん防だろうと緊急事態だろうとどうってこと無いし世の中に”当たり前”なんて無いって言うこと。

でも時代の流れや日々の暮らしのなかで”当たり前”はどんどん上書きされるし、そしてまたなんでも”当たり前”って思ってしまう。

だからこれから自分の”当たり前”は常に疑ってみるクセつけよう。そうすれば自分にとって本当に大切なこと忘れないはずだからね。

きょうはここまでそれではまたあした！

選抜甲子園で開幕戦13奪三振完封勝利・・エグい