社長ブログ

vol. 771　諦めないということ

2022/08/23
関係ないはなし

毎日ブログ771日目
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もう昨日の話だけど・・夏の全国高校野球選手権大会。

決勝戦の仙台育英と下関国際は、見事に仙台育英が優勝。

しかも東北勢初の夏の大会優勝で、歴史を塗り替えたよね。

そしてもちろん競合相手にもここまで諦めずに勝ち上がってきた。

惜しくも敗れた下関国際ももちろん素晴らしかった。

諦めずに努力すればという・・優勝した仙台育英背番号14の岩崎選手。

彼は昨年”運動誘発ぜんそく”という病気療養のため、数ヶ月は思うように練習もできなかった。

もう野球を諦めようとも思ったなか、チームメイトのサポートや親御さんの後押しもあり諦めなかった。

だけどもやはりまだまだベンチメンバーには入れず。

ここでも諦めずまずはフル出場が難しいなら、背番号を得るには代打だと考え、ひたすら打撃練習を続けた。

そしてその後のオープン戦や紅白戦などで大活躍。

ずっとベンチ入りできなかったなか、甲子園を前に背番号14を渡された。

そして甲子園初戦から代打で起用され、準々決勝では先発起用され2安打2打点。

準決勝でも先発出場し、そして決勝・・４－１の七回１死満塁。

岩崎選手は左翼席に駄目押しの今大会チーム初の本塁打・・しかも満塁ホームランを放ったんだよね。

そんな彼の努力はもちろん素晴らしいし、そんな状況のなか野球を続けることは本当に厳しかったと思う・・・

ただそこには何が凄いって、仙台育英の監督の凄さもあると思う。

だってある程度は甲子園メンバーは決まっているはず。

ほぼレギュラーメンバーも決まっているなか、普段の練習で一人一人を取りこぼさずにちゃんと見てたってこと。

一人のエースピッチャーにひたすら投げさすのではなく、継投を上手に使う戦い方にもそれは現れているよね。

こんな歴史的な結果を出せた訳を証明したのが、優勝インタビューでのこの言葉・・

本当に諦めないでやってくれた・・でも、それをさせてくれたのは僕たちだけじゃない。

全国の高校生のみんなが本当によくやってくれていた。

どんな時でも諦めないで走っていった全ての高校生の努力のたまもの。

ただただ最後、僕たちがここに立ったというだけ・・だからぜひ

全国の高校生に拍手をしてもらえたら・・

要約したけど、普通は優勝した場面でこんなこと中々言えないよね。

こんなに苦しいことがあって、わたしたちはそれを乗り越えて優勝しました！

みたいに自分のチームのことだけしか話せないよ普通。

だけど本当に監督が選手たちに寄り添っているからこの言葉だったんだろうね・・・

そんな感動で終わった今年の夏の全国高校野球選手権大会。

選手たちはもちろんだけど、この仙台育英をはじめ下関国際や大阪桐蔭など。

そんな素晴らしい監督やリーダーを見て、あらためてめちゃめちゃ学びになったこと。

やっぱりトップに立つ人は何が大事か？

・・・常に視野をひろく持って、自分のことだけ考えていたんじゃダメって言う事。

きょうはここまで、それではまたあした！

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