vol. 676「不動産が売れている!」はどこまで本当?
- 2022/05/20
- 業界のはなし
毎日ブログ676日目
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ここ最近は「お仕事は何されているんですか?」
って聞かれて「不動産関係です!」と答えるとだいたい・・
「いま不動産いいんでしょ!」「売れてるんじゃない?」
こんなふうに言われるけど・・
その通りでやっぱり不動産は売れている。
大手仲介会社21社に調査したら、すべての会社が仲介手数料収入を伸ばしていたみたい。
前期比で47.4%増とか40.6%増と大きく伸びてる会社。
それほかにも20~30%以上の増加が18社以上なんだって。
20年度はコロナで緊急事態宣言もあったし、多くの不動産会社でも営業停止していたよね。
でも翌年21年度は過去最高業績となった会社も多いんだって。
そのうえコロナ禍前の19年度と比べても15社が手数料収入アップしているそう。
これは・・・たしかに不動産は動いているよね。
ただこの調査は大手仲介会社でしかも、中古マンションや戸建てといった実需住宅がメイン。
だからうちのような物上げ業者や、投資用不動産業者とはまた少し違う。
だけどぶっちゃけ投資用不動産も、住宅用不動産同様に売買は活発。
専門外だけれども一棟収益も良いらしいし、投資用マンション業界も相変わらず活況。
ちょっとSNSを見ていればこんな広告もバンバン出てくる。
ぱっと見は投資用マンション感ゼロ
そして投資用ワンルームに限っては、23区内はおろか都下や神奈川あたりでも3,000万円近い分譲価格。
それだけ新築は高くなりすぎているうえ、売り物も少ない。
そしてどうしても中古ワンルームが人気ではあるんだけど、その中古ワンルームも在庫は少ない。
この1~2年は特に、投資用ワンルーム販売会社の仕入れもどんどん厳しくなってきているみたい。
そしてその販売会社の仕入れ先は、うちのような物上げ業者。
ようするに自分たち物上げ業者も、物上げする売却物件が少なくっているってこと。
だから販売会社も過去に販売したお客さんから買い戻ししたり、自らが物上げを始めたりしている。
だけどそもそも売却物件が少なくなった大きな理由の一つ。
それは・・売りたくても売れないということ。
今は投資用不動産の相場はどんどん上がってて本当に数年前では考えられい金額で売却できる。
でも数年前で特に5~6年前に買った人たちは特にローン元金が減っていない。
だからどうしても・・
売買価格<ローン残金
こういう状態の人がほとんど。
売却するのには少なくとも、数百万は持ち出さないと売れないっていうわけなんだよね。
投資用ワンルームも購入して数年経つと、状況も変わるし売却を考える人は多い。
だけど、そのマンションを買ったときのタイミングによってはこうなるってこと。
逆に10年くらい前に中古で買っている人は、手残り金が出たりローン残は消える位で売れている事が多い。
住むための不動産じゃなく、投資用ならなおさらだけど、購入する時代や時期、タイミングで運命は決まる。
いまは不動産が高いか安いか?活況か不況か?
というよりもいま自分にとってのその投資用マンションは・・
売り時か?買い時か?
それが重要。
投資用マンション、買うのも売るのもよく考えたほうがいいということ。
きょうはここまで、それではまたあした!
どっちやねん?
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