vol. 673 賃貸管理解約での出来事
- 2022/05/17
- 賃貸のはなし
毎日ブログ673日目
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だいたい月も中旬を過ぎてきて、そろそろ決済引き渡しの準備に忙しくなってくる。
決済日が決まるとまずはローンがある場合(ほとんどあるけど)、売主さんに銀行へ一括返済の申し込みしてもらう。
そしてその引き渡し日時点でのローン残高がわかると、それを元に精算書を作りはじめる。
主な精算項目は、銀行への返済金に一括返済手数料や、抵当権抹消するための司法書士事務所への報酬。
あとは固定資産税や家賃や敷金に管理費などを、売主買主双方に年月日割で過不足なく精算をする。
そうして買主さん売主さん両方の精算書を作り、売代金を支払う側である買主さんに確認をしてもらう。
同時に司法書士事務所とも連絡を取り、売主さんへの本人確認なども済ませ必要書類を揃えて決済日に望む。
ざっくり言うとこんな感じだけど、実際には仲介会社として同時に管理会社へ引き継ぎや連絡などやることは多い。
そして特に気を使うのはこれまでの賃貸管理会社(基本的に解約する)への連絡なんだよね。
賃貸入居者はそのままで所有者が変わるオーナーチェンジ売買な以上、どうしても旧管理会社との引き継ぎや協力が必要。
だけど先方からすれば基本的にもう解約されてしまうことが決まり、自社管理から外れるだけの業務。
違約金や解約金は入るかもしれないけど・・気分的にはいいもんじゃないよね。
だってそもそも自社顧客が他社に売却依頼して売却される。
そしてその殆どの場合事前に相談あるわけじゃない。
ある日突然うちみたいな物上げ会社や仲介会社から連絡があって、委任状とともに解約申し入れの事後報告だからね。
そして今日も来月決済物件の管理会社に解約の連絡をしたんだけど・・
「うちはオーナーとしか話しないから!!」
の一点張りで話にならずキレ気味での対応。
その理由はたぶん、事前にFAXで送った委任状と解約届なんだよね。
最初に電話したときに担当の人は他の電話対応中。
だからもう少ししたら掛け直してきてって言われたんだよね。
そして次にかけ直すまでの間に、委任状と解約届けを先に送ってしまったんだけど、それで腹を立てたみたい。
たしかに事前に担当者さんへ挨拶してから送ったほうがよかったのかもしれないけど・・
「いきなりこんなFAX送ってきても関係ないから!」
ってこんな調子でいくら話しても埒があかない。
仕方ないから結局は事情を伝えて、売主さんに連絡してもらうことになった。
だけどこの売主さんも2年に一度入居者の賃貸契約の更新時にやり取りするくらい。
ここの管理会社の人とはほとんど会話や接点はないみたい。
だからこそ委任状書いてもらってうちが代わりに対応するはずだったんだよね。
それを結局は手間取らせてしまうことになって申し訳ないことに・・
でも相手も仕事とは言え感情もある人間。
ぶっちゃけ電話でキレられてこっちもカチンと来なかったわけじゃない。
だけど逆の立場なら・・自分もおんなじ態度になっていたかもね。
この月末に向けて決済準備に契約準備とまぁまぁの忙しさのなか。
ちょっと事務的になりすぎていたかも・・
不動産取引では引き渡しまでの間には沢山の関係者とのやり取りが必要。
そのひとつひとつがまさに大事な取引先なのを忘れちゃいけない。
・・・ってめちゃめちゃ反省しましたっていう話。
きょうはここまで、それではまたあした!
まだすぐには考えてないけど・・
いまならいくら位で売れるんだろう・・
何時が売りどきなのかわからない・・
売る?売らない?どっちがいいんだろう・・
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