vol. 658 売却チラシやダイレクトメールの狙いって⁈
- 2022/05/02
- 売買のはなし
毎日ブログ658日目
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日経新聞のWEB版にこんな記事見つけた。
「このマンションを買いたい人がいます」
こんな不動産業者のチラシやダイレクトメールが自宅の郵便受けに入っていても、
たまたま売却を検討していたとしても、あんまり信用しちゃいけないよっていう記事。
例えば・・
「このマンション限定で購入希望のお客様がいます!」「○○○○万円で売れます!」
といった言葉が書いてあったり。
「とある企業の役員の方がこのあたりで物件を探しています」とか「息子さん夫婦の近
くに住みたいお客様がいます。こちらのマンション限定で購入をご希望。ご予算は○万円までです」
みたいな具体的な金額や購入希望者の話が書いてあるものまで。
でも実はこれらのチラシやダイレクトメールの内容は嘘もしくは誇張であることが多い。
じゃあなんでそんな嘘までついて不動産会社は売り物を探しているのかというと・・
売却物件が欲しいから=儲けることができるから
なんて内容なんだけど・・
それはあたりまえでしょ。
そもそも買主だけと付き合う客付業者や中古販売会社。自社物件を分譲販売する新築デ
ベロッパー。
それ以外の不動産仲介会社は売却物件がなければいったいどうやって儲けるんだって話。
それにその不動産会社だって売り物件情報を持っている仲介会社から仕入れたり紹介し
たりするわけだよね。
確かにチラシに書いてある内容は読んだ人がマンションや不動産を売りたいと思わせる
ストーリーになっていたり・・誇張はある。
でもはっきりいって大手財閥系仲介会社のチラシこそほとんどがこのマンション限定で
買いたい人がいます系。
ましてや大手なら安心なんて思考が働くたぶん信用している売主さんは多いかもね。
でもそれにまるっきり嘘というわけじゃないと思うよ。
いくらくらいで買いたいとか予算いくらで探していますとかそういう買主さんたちは
実際にたくさんいる。だから実際に売り出したのに売れない事は無いと思う。
だけどそのチラシやダイレクトメールに書いてある魅力的な価格で売れるかは別問題。
だからその時に相場より安い価格で売ってしまわないようにやっぱり売買相場や賃貸
ニーズくらいは自分で調べたほうがいいよね。
そんな時に不動産業者じゃない一般人でもある程度の成約価格が調べられるのがこの
サイト。
「レインズマーケットインフォメーション」
レインズというのは登録した不動産会社のみが利用できる不動産会社専用の不動産情
報のポータルサイト。
最新の売出し物件から過去の成約価格まで調べられるいわば不動産業界のインフラと
して利用されているシステム。
そんな不動産情報が集約された便利なシステムであるレインズだけど一般人は利用す
ることはできない。
だけどそのレインズに登録された情報が見られるウェブサイトがこの「レインズマー
ケットインフォメーション」。
とはいえレインズと全く同じ情報ではなくって成約時期と沿線や最寄り駅。築年に平
米数に間取り。そして成約価格。
具体的なマンション名や住所は掲載されていないし、現在売り出されている不動産情報
の閲覧はできない。
だけどそのチラシやダイレクトメールや営業マンが伝えている不動産価格。
それが本当に適切なものかどうか自分で判断する良い情報にはなると思うよ。
きょうはここまで、それではまたあした!
まだすぐには考えてないけど・・
いまならいくら位で売れるんだろう・・
何時が売りどきなのかわからない・・
売る?売らない?どっちがいいんだろう・・
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