社長ブログ

vol. 553　被災した投資用ワンルームはどうなるのか?!

2022/01/17
売買のはなし

毎日ブログ553日目　　
上野の『投資用ワンルームマンション売却』専門不動産会社　
※旧ブログはこちらから

いまから27年前1995年の同じ1月17日。
早朝に阪神淡路大震災が起こった。

当時の印象は朝起きてテレビで映し出してい
た倒れた高速道路や至る所で挙がる火の手。

朝起きてテレビで映し出されたその映像はま
るで映画のようでその時はこれが現実という
感じしなかったと思う。

その後の連日のテレビやニュースでの被害や
状況を知るにつれだんだん実感した。

でも当時に被害に合われてしまった方やその
遺族に関係者たちは27年経っても忘れられな
いはずだよね・・

そして奇しくも同じ年の3月にはあの地下鉄サ
リン事件が地下鉄の日比谷線内で起きたのも
強く印象に残ってる。

しかもちょうどそのときに付近で仕事のトラッ
ク運転中だった自分。普段混むはずのない橋の
上で渋滞に合いやっと橋を降りたんだけど・・

そこで見たたくさんのパトカーや救急車にタン
カで運ばれたりマスクをあてがっている被害者
の人などパニック状態の姿を目の前にした。

交通整理されていてすぐ通り過ぎなきゃいけな
くて、ほんの数十秒の光景だけど覚えている。　

それからもいくつかのこれが現実とは思えない
出来事は起きてきた。

2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件も
そうだし、2011年3月11日に発生した東日本大
震災は直接の被害には合わなかったけど現地へ
のボランティアに向かったことは一生忘れられ
ない記憶。　

もちろんこの世界中で影響を及ぼす新型コロナ
ウィルスの一連の騒動もそう。

そして先日起きたトンガ沖での海底火山爆発と
それに伴う津波被害や噴煙問題。

これも噴火した瞬間の衛生動画をみてもCGかと
思うような現実離れした映像。だけどこれも間
違いなく現実なんだよね。　

何がいいたいかって言うと投資用ワンルームを
持っていてこういう天災地変や事件事故に会う
から気をつけよう・・・ということじゃない。

だっていつどこで何が起こるかなんてわからな
いし、30年以内に70％の確率で来る大地震なん
て話は聞いたことがない人はいないと思う。

だけど不動産投資をしているのはそういうリスク
は織り込み済み。地震保険も入っているし平気。
・・・なんて人は少ないはず。

というよりは来たら来たで仕方ないしその時はそ
の時なんてあまり深く考えてもいないかもね。

でも実際に死者６４３４名、負傷者４３７９２名
全半壊約４６万世帯という被害だった阪神淡路大
震災。

この地震の被害の特徴は死者の約８０％相当つま
り約５０００人は木造家屋が倒壊して１階で就寝
中に家屋の下敷きになった人が多かったみたい。

特に耐震性を考慮に入れた建築基準法が施行され
た１９８２年以前の住宅での倒壊した死者が多く。

１９８２年以降（新耐震基準）に建築された物
件で更にマンションやビルでは被害が少なかっ
たと報告されているみたい。

それから20年以上経ち建築技術もあがり免震減
震対応物件も増えた現代の建築物ならある程度
は安心だとは思う。

だけどそれでも自分のマンションがいざ災害に
遭えば建物が壊れた倒壊したなどの被害の他に
入居者がいればその人達の被害や保障もある。

たとえば被災の原因と程度に応じては家賃の減
額が必要な場合や、部屋が住めない状態であれ
ば家賃の請求もできない。　

だからもしも自分の投資用ワンルームに想定外
の事態が起きたときでも十分な対処ができてリ
スクを理解して、それでも持ち続けたいという
気持ちがあるならいい。

だけどあなたが自分の投資用ワンルームにもし
もそこまでの思い入れやこだわりがないのなら
そろそろ・・・