社長ブログ

vol. 554　中古投資用ワンルーム業界のリアルな話

2022/01/18
業界のはなし

毎日ブログ554日目　　
上野の『投資用ワンルームマンション売却』専門不動産会社　
※旧ブログはこちらから

昨日の夜はサラリーマンの聖地と呼ばれる
こちらへ・・

2022年中には解体と再開発の計画があるニ
ュー新橋ビルを横切って向かう・・

路地に入って少しすすんでいくと飲み屋街の
ど真ん中に鎮座した烏森神社を通り過ぎ・・

たどり着いたのは魚や日本酒が美味しいこ

のお店・・花未月っていう上品

な和食料理屋さん。

ここからは写真撮り忘れたんだけどじつは
昨日はこちらで販売会社さんとの会食だっ
たんだよね。

仕入れ担当者さんが変わるからプチ新年会
も兼ねた引き継ぎと顔合わせの会食。

自分たちワンルーム物上げ業者にとって販
売会社さんというのは買主様。そして販売
会社さんにとっては自分たちは販売するワ
ンルームの仕入先でもある。

オーナー（売主）→　物上げ（仲介）　→　販売会社（買主）　　

このように自分たち物上げ業者が売主様か
ら預かった投資用ワンルームを仲介して買
ってもらうってわけ。

そして販売会社さんは提携ローンとセット
で中古投資用ワンルームマンションという
商品として販売をする。

こうして新築や中古で投資用ワンルームを
買ったオーナーさんたちが何年かすると売
却。

それを販売会社さんが仕入れをして販売を
する。そして何年かしたらまたそのオーナ
ーさんたちが売却する。という流通構造な
のが投資用ワンルーム業界。

そんな販売会社さんとの話題はやっぱり最
近の投資用ワンルーム業界市況の話。

この会社さんはコロナ禍初年の2020年こそ
多少落ち込んだけれど昨年2021年はかなり
好調だったみたい。

その理由を聞いてみるとやはりこのコロナ
騒動によって収入や職に困ってしまった人
達も多い。

でもその一方、大手企業や公務員など実際
には収入は下がっていなかったり、職種に
よっては収入が増えている人達もまた多い。

そのうえ様々な政府の支援や緊急事態宣言
やまん防の影響でお金が余り、テレワーク
も一般的になり時間もお金もある。

そしてそんな状況に反してこの先の見えな
い不景気。だから不動産投資や金融投資に
興味を持つ人達は多く売上は好調なんだっ
て。

聞いた話だとある最大手中古再販会社さん
では平均月200件くらい。東証1部上場新築
ワンルーム販売デベロッパーさんも月150件
くらいはこの１～２年は売っているらしい。

その他の大手から中小様々な販売会社さん
の販売した中古ワンルームマンションの数
も合わせたら・・・毎月1,000件以上は販
売されているってことだよね。

しかもこれは東京の販売会社さんだけの話
だし大阪や福岡も合わせると膨大な数。

でも逆にいえばそれだけの数の投資用ワン
ルームオーナーさんたちが売却や処分をし
ているということでもある。

そして一般的な不動産市況と同様に、投資
用ワンルームの販売価格もどんどん上昇し
ていていまは過去最高な程に相場は高い。

ということはいま投資用ワンルームは売り
時なのか？買い時なのか？ちょっと考えれ
ばわかるよね。

でもその高い相場の悪い影響を受けている
のは実は中古ワンルーム販売会社さんかも
しれない。

いまは資本力のある上場会社が中古投資用
ワンルームを扱う時代。どんな業界もそう
だけど大手の会社がやることは決まって価
格競争。

なぜなら資本力があってましてや上場会社
であれば株価や株主からの期待に答えるた
めにもおのずと必ず売上を作らればいけな
い。

それは投資用ワンルームの仕入れでも同様
のこと。いくら高い仕入れ価格であったと
してもどんどん買っていくしか無いわけ。

その結果・・買った中古ワンルームを販売
するときの粗利はどんどん薄利となってい
るんだよね。

そしてそれ以外の販売会社さんたちも自ず
と仕入れ価格はどんどん高くなり、販売利
益は以前ほど取れなくなっているばかりか
高くて買えず仕入れに困っている・・・

これが今の中古投資用ワンルーム

のリアルな市況のはなし。

ただ・・これから投資用ワンルームを買
いたいって人にとっては?!

きょうはここまで、それではまたあした！

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