社長ブログ

vol. 503　野球も会社もリーダーで変わる

2021/11/28
売買のはなし

毎日ブログ503日目　　
上野の『投資用ワンルームマンション売却』専門不動産会社　
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2021年のプロ野球日本シリーズが終わった。
昨年までセ・パ両リーグのペナントレース最下位同士。

そのヤクルトとオリックスが日本一を争い戦った、まさに球
史に残るくらい名勝負の連続だったこのシリーズ。

その結末はその戦いにふさわしい延長12回を戦いきった末、
大接戦を制したヤクルトの勝利で幕を閉じた。

一進一退の接戦のなかで勝ち越しの決勝打を放ったのは、代
打の神様と言われた川端慎吾。しかも9回ではなく最後の最
後、延長の12回に登場しての一打で決めるところはまさに
神ってた。

それだけでなく惜しくも負けたオリックスの大エース、山本
由伸も堂々として凄みすら見せていたよね。特に8回裏での
球数100球を超えてからの3〜4〜5番を3者連続三振は圧巻。

そしてその勝ち越し点を守り切ったクローザーはマクガフ。
これも最後の最後までの2イニングと1／3を、ほとんどの選
手がネックウォーマーをつけ吐く息が白いくらいの寒さの中、
一人だけ半袖で投げきり気迫のこもった抑えっぷり。まさに
日本一のチームにふさわしい守護神だったよね。

ついに午後10時半過ぎまで続いた激闘が終わり、念願の日
本一を手にしたヤクルトの選手たちと監督やコーチが、涙を
流して喜んでいる姿を見て、ヤクルトファンでもないんだけ
れどめちゃくちゃ感動した。

でも同じくきっとベストを尽くし必死に戦ったオリックスの
選手たちも、喜ぶヤクルト選手たちを見て悔しそうでもあっ
たし、全てを出し切ったような清々しさも感じた。

でもなぜ万年Bクラス最下位同士の両チームがここまで強くな
って、こんなに感動する試合するまでのチームになれたのか？

それは選手たちが日々練習も頑張ってきたその結果が、身を
結んだのはもちろんだけど、やっぱり監督であるリーダーの
手腕ということも大きいよね。

投手出身の監督は野球観が偏りがちなんていわれてるみたい
だけど、高津監督の場合はかなり戦術も選手起用も柔軟性が
あったことも大きいみたい。

それは１軍監督になる前のファームや独立リーグBC新潟の
監督経験が生きているんだろうね。

特にこの日本シリーズで見せた１試合１試合も、綿密に先を
見据えた戦略の中でうまく一人一人選手たちの能力を生かし
て使っていくところ。

そして「絶対大丈夫」というセリフで選手たちの背中を押し
て、本気で選手たちのことを信じている気持ちや想いが、き
っと選手たちにも伝わったからこそ、2年連続最下位のどん
底から頂点を極めることができた。

きっとほかにも理由はたくさんあると思うけど、勝つために
本気で戦略を練り、そして選手も自分も信じ切るというこの
ぶれない気持ちを持つことが大事なんだろうね。

それはリーダーという意味では社長という立場も全く同じ。
正直いえば社長社長といわれても、毎日毎日これでいいのか
？本当に正しいのか？迷うことや考えてしまうことばかり。

でもそのときにぶれずに社員を信じて背中を押し、そして自
分も信じることが必要。それができるのが真のリーダーだし
優勝できるリーダーなんだよねきっと・・