社長ブログ

vol. 487　税金がいちばん〇〇〇という話

2021/11/12
大事なはなし

毎日ブログ487日目　　
上野の『投資用ワンルームマンション売却』専門不動産会社　
※旧ブログはこちらから

昨日に第2次岸田内閣が発足したけど、これじゃあこれまでの
政治となにもと変わらないバラマキ政策が、さっそく大批判・・

たしかに前回のように全国民に一律給付の必要は無いと思う
し、子育て世代というひとくくりで、所得制限つけるのはい
いけれど、夫婦共働きの年収1,000万超えの世帯に給付。

実際にコロナで職を失ったり生活に困窮している独身者や、
本当に現金が必要な世帯には届かないという矛盾。そりゃ
あ不平や不満も生まれるはず・・

何れにせよその配られる給付金の財源は当然に税金なわけ。
もっと考えて（考えてるんだろうけど）決めてほしいよね。

会計検査院って内閣から完全に独立した税金や国のお金の流れ
をチェックする機関。

そこが2020年度の税金の無駄遣いをまとめてみたら、合計21
0件で総額約2108億円の指摘があったみたい。

金額は含まれていないけど、いわゆる「アベノマスク」は202
1年3月末時点で約8272万枚が倉庫で保管されて保管費もかか
っているらしい。

めちゃめちゃわかりやすい税金の無駄遣い・・

でもよく考えると国民への給付金のばらまきも、ある意味けっ
こうな無駄遣いとも言えるよね。

昨年の特別定額給付金10万円支給のときも、振り込み手続きに
莫大なコストがかかったうえに現場は大混乱。

今回は子育て世代や年齢制限したり、前回の給付より手間がか
かるわけだけど、事務処理コストや自治体の職員への負荷を考
えると・・・費用対効果に見合わなそう。

そんな手間やコストをかけて支給されたお金。コロナ禍で生活
資金に困っている人に回らずに、結局はまた貯蓄に回っていっ
てしまうというオチ。

そりゃあお金をもらえるのならば誰でもうれしいもの。でもよ
うするに給付金ってもらえるものじゃなくって、将来は納税と
いう形で返済するものってこと覚えておいた方がいいよね。

投資用ワンルームを購入する理由も、生命保険がわりと将来の
私的年金。そして節税効果を期待してというメリット（セール
ストーク⁉︎）に惹かれてと言うケースが多い。

たしかに生命保険は亡くなってしまえば無担保の賃貸マンショ
ンが資産として残るし、無事に年金支給年齢までにローン完済
すればその家賃収入は年金がわりとも言える。

ただ・・節税効果についてはどうだろう。投資用ワンルームでの
節税効果の理由。その仕組みを簡単に言ってしまえばあくまで帳
簿上の収支を赤字にするということ。

確定申告で投資用ワンルームにかかった経費を計上。主に減価
償却費や固定資産税にローン金利や管理費や修繕積立金。入居
者が入れ替わる際のリフォーム費用や仲介手数料。様々なもの
を経費計上することができる。

そして本業の給与所得と投資用ワンルームでの収支併せ、申告
後の所得が下がることによって節税効果（所得税と住民税の還
付）を得るというわけ。

ただ重要なのは帳簿上の赤字ならばいいけど、実際に現金とし
て出ていく経費。これがその節税による還付より大きいのであ
ればそれは節税になっていないよね。

そのうえ毎月のローン支払いが、振り込まれる家賃や引き落と
される管理費などでは足りなくて、毎月マイナスで持ち出しも
出ているのならなおさらの話。

だから投資用ワンルームをフルローンで購入している人の大半
は、はっきりいって節税したつもりになっているだけ・・そん
なケースがほとんど。

それでもなんとか頑張ってローン返済をしていって完済。そして
毎月の収支がプラスになってしまえばもうそれは・・

節税というよりは納税

することになるんだからね。給付金を貰って得したつもりや、節
税したつもりになっていたって結局・・税金からは逃れられない
っていう話だよね。

税金こわい・・

きょうはここまで、それではまたあした！

おなじ税金使うなら子供がボールで遊べる公園施設増やしてくださーい

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