vol. 710 責任問題
- 2022/06/23
- 大事なはなし
毎日ブログ710日目
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朝からいろいろニュースになっているこの話。
注文住宅会社での毎年恒例の新年会。
そこで成績3位で表彰された営業マンへの賞状内容・・
はっきりいって少し読んだだけでも、胸糞悪くなる。
中学校や高校であるような、クラス全体で特定の子へしているいじめと一緒。
それが親子2代に渡って創業40年以上も続いている会社での出来事。
そしてこの男性社員は自殺してしまい・・残された家族がこの会社に対して提訴したという。
でもなぜこうなってしまったのか、想像つく。
きっとこの賞状を書いて渡したくそ上司、おそらく悪気はまったくない。
そしてこの言われている男性は、おとなしくて感情を表に出さないタイプ。
それはこの新年会に限らず、きっと常日頃からこんな感じ。
この上司は悪気ないどころか、周りにはウケていると思っているくらい。
男性社員は言われっぱなしで、きっと黙って黙々と仕事していたんだろう。
そしてそのコツコツが実って、実際に3位という営業成績を残した。
それなのにその努力や苦労をねぎらうのではなく、馬鹿にだけした。
周りの人もちょっとやり過ぎと思いつつ、きっと誰もとめない同調圧力。
なんでそうなってしまうのか・・
本当の原因はわからないけれど、やっぱり100%悪いのは当事者であるこの上司。
そして見て見ぬふりの周りにも原因は大いにある。
だけどやっぱり一番責任を取らなくてはいけないのはこの会社のトップ=社長。
どんな大きい会社でも必ず、トップの考えやマインドがその会社を作る。
こんなクソな事件がおこるのは、やはりトップがクソだから。
あたりまえだけど、経営するということはそれだけでいろんな責任を負う。
その責任のひとつに「使用者責任」というものがある。
従業員の不法行為によって生まれた第三者に対する損害。
それは仮に会社に責任がなくても、被害者にたいして賠償しなければならないというもの。
だから今回のこの話は最終的にはそういう話になって来ると思う。
ただ・・賠償したからといってこの男性が帰ってくることはもう二度と無い。
なんとなく会社での様子を感じてた奥さんは妻は何回も辞めたら?って声を掛けてたみたい。だけど・・・
「家が完成して、お客さんに鍵を渡す時が一番うれしいから続けたい」
っていって会社を辞めることなく働き続けてたみたい・・
自分はこのニュースを知ってみて。
別にマスコミやネットと同じように批判がしたいとかじゃない。
そうじゃなくって事業をおこして人を雇用して経営していくって事。
もっと責任もって深く考えてかなきって思った。
きょうはここまで、それではまたあした!
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