社長ブログ

vol. 608　物上げ訪問営業って⁈

2022/03/13
業界のはなし

毎日ブログ608日目　　　
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この週末は部下と泊まりがけで営業同行。一緒に新規のお客様や取引中の売主様のところへいってきたんだけど・・結果はまずまず。

土曜日はそもそもあまりお客さんとお会いできなかったけど、今日は初めてお会いできた新規のお客様からいくつか物件をお預かりできて、いいお話になりそう。

部下といっしょに回る目的は、それぞれがどんな営業をしているか？改善点はないか？そんなチェックもあるけど、一番はその部下とのコミュニケーションがとれるということ。

移動中も食事の時もずっと一緒にいるからいろいろな話ができる。くだらない話から、いま何に悩んでいたり、これからどうしていきたいとか。

昨今は上司やマネージャーましてや経営者は、社員とあまり近い感じやプライベートに寄ってしまうマネジメントは良くないみたい。だけどうちではまだそういうの重要にしているけどね。

ところでこの物上げ訪問営業。1日で回る件数はだいたい15件〜25件くらい。

それでもぜんぜん誰にも会えない時もあれば、やっと会えても断りばかりばかりだし、むしろほとんど断られに行ってるようなもの・・

それでも行き続けていれば必ず結果はついてくるんだけどね。とはいえやっぱりこの仕事、大変なことや辛いことが多いのも事実。

そんな物上げ訪問営業あるあるを考えてみた・・

・オートロックマンションのインターフォン突破は厳し目

特に築の新しい綺麗な分譲マンション

・アパートで号室がわからず全室ピンポン

登記情報に部屋番号記載無し（泣）

・インターフォンの音がファミマと一緒

コンビニに入る雰囲気なのに緊張感

・犬にずっと吠えられる

オーナーさんにもご近所にも気まずくてまるで不審者

・玄関先に同業他社の封筒が置いてある

思わず持って帰ったことは・・

・朝8時に訪ねたら朝早いと叱られた

田舎であればあるほどあまり叱られない

・夜7時に訪ねたら夜遅いと叱られた

田舎であればあるほどすごく叱られる

・隣の家の人いろいろ教えてくれがち

〇〇さん留守ですかねぇ？って聞くとペラペラ話してくれる

・豪邸だと話聞いてもらえない

門が厳つくて玄関インターフォンにすら辿り着かず

・水分取りすぎてコンビニ寄りがち

オーナーさん宅に着いた瞬間もようしちゃいがち

・現地の神社で参拝

その土地で商売させてもらうのだから氏神様にはご挨拶

・奥さんいい人だとご主人は話聞かない

逆パターンもありがち

・車止めるところ困りがち

特に住宅街に田んぼ道

・ご当地での昼ごはん楽しみにしがち

唯一の楽しみ

・ビジネスホテルに詳しくなりがち

朝食付きか？大浴場にサウナ有無も重要

・庭や玄関先がガサツな家は売りがち

きちんと整理整頓されていると売らない

・諦めず続けることが大事

結局それが真理

これ以外にも考えたらいくらでもあるけど、きっとこんな感じでうち以外の物上げ会社の営業さんも頑張っていると思うんだよね。

ぶっちゃけこの仕事は十人中九人からは断られるし、その中のたった一人を見つけていくようなもの。だからこそそのお客さんに出会えた時はめちゃめちゃうれしい。

それに投資用ワンルームや投資用マンションを買った理由や目的は人それぞれ違う。

そのうえ実は買った経緯だって欲しくて買った人ばかりじゃない。なんとなく買ってしまったりなかには欲しくなくて買わされた人も・・

だから当然売却する理由も様々。儲かるから儲からないから、損だから得だからだけじゃないんだよね。

投資用っていうからってみんながみんなが論理的に収益性を考えた売却をする訳じゃない。

持ち続けることが負担やストレスな人。結婚やマイホームのために売らなくてはならない人。

節税や生命保険がわりという効果や役割がなくなった人。もちろんいい金額で売れるなら売りたいっていう人。

一つ言えるのは購入理由と同じように売却理由も人それぞれなんだよね。

だからそんな投資用ワンルームオーナーさんに出会うためこれからも訪問営業していくし、なにかの偶然やタイミングでお付き合いできたオーナーさんには喜んでもらいたい。

それが物上げ営業っていう仕事の目的でもあるからね。

きょうはここまでそれではまたあした！

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