vol. 602 物上げ業者の販売図面はこうして作る
- 2022/03/07
- 業界のはなし
毎日ブログ602日目
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よく『お仕事は何されているんですか?』って聞かれた時に何も考えず『不動産屋です』って答えるとだいたい想像するのはこんな感じが多いみたい・・
うちは同じ不動産屋でも店舗は無くてオフィスのみなんだけど、よく街なかにある店舗型不動産屋や地場不動産業者だと人目につくところに賃貸や売買のチラシを掲示している。そのチラシのことを販売図面とかマイソクっていうんだよね。
ようは一枚のチラシに物件の概要や間取り図、家賃や管理費なんかの物件情報などを取りまとめている資料のこと。もちろんうちもオーナーさんから売却を預かったら投資用ワンルームの販売図面やマイソクを作る。
うちの場合はオリジナルのエクセルシートで作成している。これひとつで媒介契約書(仲介依頼書)からそれらを郵送する際の送付状一式や販売図面まで完成しちゃうスグレモノ。
まずこの項目タブに必要事項を入力していく。
担当者名に始まり、物件名に部屋番号とか住居表示に交通情報。建物構造や総戸数や築年に専有面積。家賃や管理費に修繕積立金とかを入力すると・・・
媒介契約書とその送付状が完成しちゃうってわけ。そして販売図面のタブを開くと・・
項目で入力した物件情報が販売図面へと反映されている。そしてそこに間取り図や地図を挿入すると・・
こうなって・・これをPDF変換すれば・・
はい!販売図面の完成!
これが一般エンド向けの販売地面やマイソクならもっと外観や室内写真を入れて作るけど、うちの場合は多くは販売会社さん向けの販売図面だから物件地図と間取りが分かるシンプルなもの。ちなみに資料が揃っていればここまでは10分~15分程度で販売図面は完成しちゃうんだけどね。
こんな感じで作成した販売図面を取引先の販売会社さんにメールやラインで送る。そうすると先方もプロだからこの情報を元に買値を提示してくる。そして複数の業者さんから価格をだして相見積をとっていくんだけど、机上価格(銀行評価前)なら早ければその日のうちに価格をもらえる。
もちろんより高い価格をもってくることは大前提だけどスピードも大事。買主さんが自分でそこに住みたいとかそこじゃなければという実需不動産じゃない。ずっと売り出していればいつか売れるってわけじゃない。
投資用不動産である以上はその時々の相場がある。だけどそこを投資用ワンルーム専門の売却業者、物上げ業者として出来る限り良い条件になるよう売主さんの代わりに交渉するのが自分たちの役割でもあるんだよね。
きょうはここまで、それではまたあした!
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