社長ブログ

vol. 586　これからは18歳で住宅ローンが組める?!

2022/02/19
業界のはなし

毎日ブログ586日目　　
上野の『投資用ワンルームマンション売却』専門不動産会社　
※旧ブログはこちらから

今年の4月には民法が改正され成人年齢が
18歳からになる。

あらためて成人するってどんなことかとい
うと『一人で契約できる』という意味と、
『親権に属さなくなる』ということ。

すなわち親の同意がなくても自分の責任で
携帯電話を契約する、一人暮らしの部屋を
借りる、クレジットカードをつくる、商品
を購入したときにローンを組むことなどが
できるということ。

ほかには公認会計士や司法書士、行政書士
などの資格を取得したりすることもできる
ようになる。　

そんな成年年齢引下げについてこんなニュ
ース・・

今回の成年年齢引き下げに伴って大手銀行
3行が、18歳に引き下げられる4月以降で
もカードローンの契約対象は20歳以上に
据え置くみたい。

理由はカードローンなどは何に使うかも明
確じゃないし、18、9歳の若者じゃあ借り
過ぎて即多重債務者になっても困るからっ
てことみたい。

でもこれは確かに一理ある・・自分も今は
昔18歳に成ると同時にマルイの赤いカード
（いまのエポス）つくって、バンバン買い
物して支払い額とリボ払いの終わらなさに
気づき・・まぁ痛い目見たからね。

だけど、いまの若い人は賢いから大丈夫だ
とは思うけど、昔から学生専用ローンもあ
るし、大手銀行以外は18歳でもカードロー
ン事業はやると思う。

それに自分みたいに、何も考えないアホな
若者はいつの時代もかならずいるだろうし
・・どうなんだろうね。

ちなみになんと、住宅ローンについては使
途が明確だという理由から18歳でも認める
検討をしているみたい。

たしかに住宅ローンだから他に使いような
いし、18歳から住宅ローンを組んでしっか
り支払いができて早めに払い終えたら、そ
れはそれで立派だし安泰なのもしれないけ
ど・・

ここ数年で問題になっている”住宅ロー
ン不動産投資”のニュース。

自宅を購入するために借りる金利の低
い住宅ローンで、賃貸物件として貸し
出し収益を得ることはローン契約違反。

それが銀行にバレてしまい一括返済を
求められたり、家賃相場以上のサブリ
ース契約のいい利回りだと思っていて
、蓋を開けたら逆ざやで毎月大赤字。

もちろん本当に知らなくて、有る事
無い事言われて買ってしまった人、
ぶっちゃけ確信犯でわかっていたけ
ど、みんなやっていますよなんて不
動産屋に言われやっちゃった人。

これは投資だし自己責任ということ
ではある。だけど不動産に関しては
カードローンや株やFXのように自分
一人での判断というより、必ず金融
機関や不動産業者や司法書士などの
介在者も多い。

したがって当然そこでの消費者のリ
スクより、ビジネスとして成立させ
るために契約を勧めたり、騙して買
わされたなんて可能性も考えると、
完全なる自己責任ではないと思う。　

でも少なくとも・・

それが良いものか？悪いものか？

良いことか？悪いことか？

その判断はこの時代であれば、ちょ
っとネットで調べれば自分なりに判
断材料を見つけることはできるはず。

ぶっちゃけ、いくら騙されたとか、
無知だったから、といってもやっぱ
り100％の被害者はいないよね。　

そう考えると、18歳だろうが30歳
だろうが50歳だろうが、そういう
借り入れやローンや不動産投資で
失敗する人に年齢は関係ないって
言うことだろうね。

そして逆に若い時だからこそ、も
し万が一なにかに失敗したとして
も、それをまたリカバリーする時
間はたっぷりある。

だからこの18歳から成人年齢って
意外と良いのかもしれないよね。
・・若いって素晴らしい！