社長ブログ

vol. 546　負けたのは何のせいか

2022/01/10
関係ないはなし

毎日ブログ546日目　　
上野の『投資用ワンルームマンション売却』専門不動産会社　
※旧ブログはこちらから

昨晩は一晩中大雨だった八丈島。
それが嘘のように晴れ渡った合宿最終日。

今日も朝からアップが終わったら紅白戦試合
第2戦。

昨日負けた方のチームもリベンジに燃えてい
るし、自分も昨日に引き続き二塁審を務める。

そして始まったゲームは相変わらずの白熱し
た試合。でもそれもそのはず。

各回の設定が1回は表裏ともにノーアウトラ
ンナー１塁からのスタートで始まり、回が進
むごとに攻撃側のチャンスが増え、4回にはワ
ンアウトランナー2.3塁。

そして最終回の7回ではノーアウト満塁からの
スタート。そりゃあ盛り上がらないわけない
よね。

そして結果は昨日勝った方のチームが最終回
裏でノーアウト満塁から３点リードされすぐ
に１点を返したがあと２点及ばず負け。

昨日負けた方のチームは雪辱を晴らし大喜び
で試合終了。

そして最後はまた紅白チームに分かれてベー
スランニングリレー大会で盛り上がり、今回
の合宿練習メニューは全て終了。

今回は初めての合宿ということで勝手のわ
からないことや大変なこともあった。

だけど蓋を開けてみれば保護者としても参
加して大好きな野球がたくさんしてる長男
たちを見れてよかったし、もちろん長男た
ち選手もめちゃめちゃ楽しそうだったんだ
よね。

それに今回の合宿で印象に残ったのは昨日
の副代表の話。

わけあって所属した野球部は甲子園へ１年
も2年も連続出場なのに自分だけ出れず。

中学から注目の選手だった代表は1年生から
レギュラー。

そのことで先輩からの過酷ないじめにあって
もう野球を辞めたいと離れたその年、野球部
は本来自分が行けるはずだった甲子園へ出場。
だが自分だけはいけなかった。

そのことが悔しくて悔しくて意地で野球部に
復帰。

レギュラーを再度掴み取り2年生の夏もその野
球部は甲子園に進めるも次は怪我に苦しんだ。
そしてまたしても副代表は甲子園には出れず。

そして迎えた3年の夏。

それまでの悔しさをバネにして怪我を克服。
練習を死ぬほど取り組み地区予選では地元
の新聞にしょっちゅう取り上げられるほど
の選手にまで成長。

地区予選も順調に勝ち進みこのままいけば
甲子園まであと１勝とせまった予選。

なんと最終回に自分自身のエラーからのサ
ヨナラ負けを招いてしまったんだよね。

せっかく目の前に見えた甲子園というとこ
ろまで進んだのにまたもや出場を逃したと
いうエピソード。

その時に副代表が考えたことは・・やっぱ
り自分には甲子園は縁がないんだな・・・

って思うと同時に自分がエラーしたのは運
が悪かったとかグラブのせいとか考えてい
たこと。

でもそれは間違っている。

たとえばグラブのせいならどれだけ自分は
道具を大事にしてきたのか。

実は実力もつきちょっと有名になったくら
いで調子づき、その試合でのグラブは後輩
に借りたグラブ。

別に自分は上手いから道具なんてなんでも
いいなんて考えていたみたい。

そう考えたらもっと自分でグラブや道具を
手入れしたり大切に思っていればあのボー
ル獲れたんじゃなかったか・・

運が悪いのひとことで片付けるけれどその
運の悪いプレーを呼び込んでるのは自分の
それまでの行動や態度や思考なんじゃない
か。自分自身で死ぬほど追い込んで練習を
してきたからこそ自分は上手い自分なら大
丈夫という自信というより驕りになってし
まっていたんじゃないか。

そんなことを考えるようになりそれからは
自分より人のためと思い行動や言動をする
ようになってその後の人生にとって甲子園
に行くよりも大切なことを学んだんだそう。

その話を聞いた時に野球も仕事も人生も本
気でやればやるほど似ているし学べること
あるよなって思ったし半ば本気でプロ野球
選手になるという息子がせっかくここまで
のめり込んだ野球で学んでくれたらいいな
とも思ったんだよね。

きょうはここまで、それではまたあした！

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