社長ブログ

vol. 535　墓参りも変わっていく

2021/12/30
関係ないはなし

毎日ブログ535日目　　
上野の『投資用ワンルームマンション売却』専門不動産会社　
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今日は久しぶりに家族や親戚と墓参りに行ってきた。

年末に来たのは初めてで霊園はけっこう混んでいた
んだけど、なんと同じ霊園内で3箇所の墓参りをして
きたんだよね。

というのは親族同士のお墓が3つともたまたま同じ霊
園にあって、実は今日が義母の母、ようするに奥さん
のおばあちゃんの命日。だから一緒に墓参りしちゃお
うってことで行ってきた。

最初は義母方の実家のお墓。その義母母方の実家の
お墓。そして最後は松本家のお墓。

この霊園ってめっちゃ広くて公園みたいになってい
るんだけど、自分が小さなときはここへの墓参りっ
て言えば、じいちゃんやばあちゃんとお弁当持って
いって広場で遊んでピクニックみたいな思い出。

でもそれがいつしか小学生高学年や中学生になった
ら、そりゃもう友達と遊びにいきたいとかが優先だ
し、親や親戚といても面白くないし、墓参り行くこ
と自体苦痛でしょうがなかった。

だからきっとうちの息子二人も嫌々来ていたと思う
けど、一緒にお墓を洗ったりお線香あげたりして墓
参りしていた。

でもこんな今までのような普通のお墓参りもだいぶ
少なくなっているみたい。そもそもお墓の数自体も
減っていってるらしい。

でも戦後最大のベビーブームに生まれた団塊の世代
が後期高齢者になってくるこれから、亡くなってい
く人どんどんも増えていくはずなのに不思議。

と思ってちょっと調べてみたらやっぱりいわゆる普
通の墓石の数は減っている。

だけど代わりに納骨堂（骨壺を安置しておく建物）
だとか最近だと樹木墓といって墓石の代わりに樹木
を植えるっていうのも増えて来ているみたい。

それにそもそも墓じまいといって跡継ぎが居なくな
ったり、あとの家族に迷惑がかからないようにそれ
までのお墓を撤去。そしてそこにあったお骨はどこ
かに納骨するという事も増えている。

もう従来の家族を同じお墓で、一つの墓を子孫が守
っていく従来のスタイルから、お墓の在り方も大分
変わっていってるんだよね。

たしかに少子化に核家族化。単身世帯の増加に、地
方は過疎化。その反面で都市部は人口集中。あとは
地縁や血縁も希薄化してるよね。

それに生涯未婚率の年々高まるし少子化には歯止め
はきかないだろうしそれは日本の世帯数からしても
明らか。2025年以降には日本の5人に2人が一人暮
らしになり特に高齢者の単身者世帯が増えていく予
測。

だからそんな単身者世帯向けの不動産投資として投
資用ワンルームや単身者用マンションなどの需要が
増えていくって言われている理由でもあるんだよね。

そしてそんな単身者が生涯未婚で居続けて年老いて
亡くなり故人となった場合、当然お墓もこれまでの
ような墓石に家族で入るというより、単身者向けと
いうか個人としてのお墓みたいなものが増えていく
だろうし、いつかはもう家単位でのお墓のほうが少
数派になってしまうのかもね。

それでもやっぱり亡くなった人を残された人たちが
想う気持ちはなくならないと思うし、実際今日も手
を合わせながら沢山の事を思い出したり心のなかで
話しかけたしね。

だけどお墓参りや故人に手を合わせたりすることと
いうのは、これからはもう先祖代々の行事じゃなく
て、個人としての繋がりだけあればいいみたいなこ
とになっていくのかもね。

久しぶりに墓参りしてそんなこと考えた2021年の
年末の一日でした・・・

きょうはここまで、それではまたあした！

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