社長ブログ

vol. 530　背負うものは違うけど・・

2021/12/25
大事なはなし

毎日ブログ530日目　　
上野の『投資用ワンルームマンション売却』専門不動産会社　
※旧ブログはこちらから

いやーやっと決まったよね。

那須川天心　VS　武尊

格闘技に興味ない人からしたらどうでもいいかもだけど、
これは結構な大ニュース。

というのは両者共にそれぞれ別の団体に所属しているキッ
クボクサー。階級こそ違えどお互いに連戦連勝のチャンピ
オン。ただ年齢は天心が23歳で武尊が30歳と離れている。

実はもう約5年前から待望されていた試合だけど、いわゆ
る大人の事情でなかなか実現しなかった。

本来はこの年末大晦日のRIZINでの試合の可能性が高かっ
たけど、当日まで1週間切っていることからもう試合はな
いものかと思いきや・・の発表だったんだよね。しかも来
年6月に完全にこの試合のために中立なイベントとしてや
るいう。

そしてなにより天心選手は来年3月でキックボクシングを
引退しプロボクサーとして世界チャンピオンを目指す予定
だった。

でもその時期をずらしてまでこの武尊との試合に望むとい
うことは自分のキャリアに絶対必要な戦いなんだろうね。

そして対する武尊にもこの戦いには並々ならない思いがあ
るんだよね。

細かい経緯やそれぞれの言い分はあるんだけど、どちらか
というと武尊が所属する団体のK1の方がこの試合を組むの
に障害があった経緯から、実際にはそうじゃないけどいつ
でも来いの天心サイドより、構図としては武尊サイドが天
心に挑戦するような雰囲気にも捉えられる感じなんだよね。

そんななか行われた記者会見がまたすごく対照的だった。
キャラクター的なところもあるけど、一言で言えば天心は
リラックスしたいつもどおり笑顔での受け答え。

対する武尊は一言一言言葉を選ぶように真剣な眼差しで話
していて、並々ならない気持ちの入りようを感じた・・

たとえば天心は昨日クリスマスイブに発表したことに擬え
てサンタ以上のプレゼントをファンに届けれた！なんて終
始『ファンが楽しめれば』『ファンのために』なんて言い
方。

そしてもちろん武尊も待たせてしまったファンのためにと
言ってはいるけど、自分が原因でないのに試合が組めない
ために、いろいろ言われてしまった自分以外のK1選手や、
そのファンのために戦いたいなんて言っていた。

だからなんだかこの戦いに対してそれぞれが背負っている
ものの種類が違う感じがしたよね。それに一言で言えばこ
の戦いは天心にとっては通過点。武尊にとっては最後の戦
い。そんな風にも感じ取れた。実際に命がけで試合が終わ
ったらそのまま死んでもいいって言っていたしね。

　　　　

何れにせよこの戦いは楽しみ以外の何物でもないし、どち
らが勝っても負けてもきっと感動してしまうに違いない。

かたやキックで頂点を極めてさらにボクシングでも頂を目
指す23歳。かたや引けを取らないチャンピオンながら試合
を望んでから5年もの時が過ぎ、残り時間が少ない30歳。

自分自身の生き方に、お世話になっている人たちに、応援し
てくれるファン。それぞれお互いに背負うものや目指す場所
が違うからこそどちらも応援したくなるよね。

でもそんな2人のなかでの間違いなく共通する部分はきっと、
格闘家としてどちらが強いのかという本能の部分だと思う。

いま自分は来年に向けて、社員のみんながどうしたらこの会
社でずっと働きたいと思えるか。この会社をどうしたら大き
く出来るか。そのために自分に足りないのは何か考えている
所。

格闘家じゃないけれどそこでいつも考えることは、自分自身
の欲や信念に、働いている社員たちの幸せ、お客様への価値
提供。

自分自身と社員とお客様の間で何を大切にしないといけない
のか？どれが優先させるのか？そんなことを考え始めると、
そもそもなんで会社やっているのか？そもそも自分には向い
て無いんじゃないかなんて思うこともある。

いっつもいろいろ大変だったり常にどうすればなんて悩んで
いて、社長とか経営者なんていってもそんなに良いことなん
て多くないけど・・たまにこんなことがある。

そうすると単純なもので『おっしゃーやるぞ！』とか『やっ
てて良かった！』なんて思えるんだよね。

ということで今年の営業日も残すところあと3日。クリスマ
スの夜ももうすぐ終わるけど、今夜はまだまだリムズエージ
ェントがもっと良くなるためのルールや仕組みを頑張って考
えていきます！

きょうはここまで、それではまたあした！