社長ブログ

vol. 521　プロフェッショナルになるには

2021/12/16
大事なはなし

毎日ブログ521日目　　
上野の『投資用ワンルームマンション売却』専門不動産会社　
※旧ブログはこちらから

最近おすすめの映画ってなにがある？って聞かれたらもう絶
対にこれ！

『浅草キッド』

原作はビートたけしが書いた同タイトルの自伝本だけど、
今回はNetflixオリジナル映画として劇団ひとりが脚本監
督した作品。

うちの社員や友達でもこれを観るためにNetflix契約した
っていうのが何人かいるくらい、公開前から注目もされ
ていたんだけど・・まじで超いい映画。

もう3回も観たし、地元のいつもの浅草の街が出てくる
し、ビートたけし大好きだってところからそもそもなん
だけど、映画としてのストーリーもキャスティングの良
さも役者の演技も本当に素晴らしい。

特にビートたけしの師匠の深見千三郎がいい味出してい
る。かっこわるいけどかっこいい。不器用で粋で人間味
ある人。

そんな師匠に惚れ込んだたけしの下積み時代から売れる
までの話。

その時代背景や雰囲気もノスタルジーっていうか今より
もエネルギッシュに感じるし、ひとつひとつのエピソー
ドもしびれるんだよね。

～～～～～ここからネタバレ～～～～～

物語の後半では破門を覚悟で寂れた劇場から漫才を極
めてテレビスターを目指すため、師匠から自ら離れた
たけし。

そして本当にとんでもない売れっ子になったたけしが、
恩返しとばかりに浅草と師匠の元へ会いに行く一連の
シーン。

そこから一転して物語はその師匠の最期を迎えるんだ
けど、その師匠を見送るたけしは悲しくてせつなくて
かっこよすぎるんだよね。

ここまでで本物の男なら2～3回はぐっときちゃうこと
間違いなし・・

だけど一番印象に残ったのはストーリー中盤のこの場
面。見栄っ張りで粋な師匠がたけしたちに居酒屋でご
馳走してそろそろ帰ろうかって一同が席を立つシーン。

気を利かせて靴を揃えるたけしを師匠はしかり倒す。
何を怒られてるのかキョトンとするたけし。

その理由を聞いて人生を掛け本物の芸人を目指すたけ
しは、その教えを愛情持って伝えてくれた師匠に対し
て、さらに尊敬の念を深めていくんだよね。

そしてそれは物語の後半にも続く大切なシーンになっ
ているんだけど・・・めちゃめちゃ分からされた。

何かといえばプロフェッショナルってこういうことだ
ってこと。そしてたとえるなら営業マンだって同じ。

営業という仕事はただのセールスじゃない。じゃ何か
って言えばたとえば三方よしってあるよね。

売り手よし買い手よし世間よし

これは売り手の利益だけを追求するんじゃなくて、買
い手のことを考えたり、その行為が社会にも貢献した
りすることが大事って考え。

だから一言でいうとプロの営業マンってこれが出来る
人なんじゃないかな・・

もちろんこれは理想だし、全ての取引や営業している
時に出来るとは限らない。

だけど常にそこを目指すことで、少しでも実現に近づ
いたり何よりお客様に喜んでもらうことが大事だよね。

そのためには師匠の言う通り、普段から営業マンたる
プライドと意識を持って過ごさないと、いざという時
営業マンとして売り手や買い手や世間を喜ばすことは
難しいよね。

でもそれっていうのは、営業トークが上手いとか知識
が有る無しとかよりも、たとえば会社での仲間に対し
ての振る舞いや気遣いを大切にするとかも大切。

足引っ張ったり自分のことばかり考えたポジショント
ークや主張をするんじゃなくて、上司も部下も関係な
く引き立ててあげたり、その人のためになるようにお
互いに大切な仲間に対して接する。それはいわば社内
営業みたいなものかもね。

でも普段からそれができれば、いざ営業の現場でも自
然に振る舞えるはずだし、会社の仲間たちもみんなが
気持ち良く仕事ができる。

そして自分にもそれはいい形で必ず返ってくるはずだ
し、お互いに相乗していい成果や結果が出るはず。

だけどそれはプライベートでの家族や友達に対しても
そうだよね。相手のことを先に考えてあげれて、いつ
も喜ばせてあげれたら・・

そう考えると営業っていう仕事のプロフェッショナル
になるってことは、人を幸せにするプロフェッショナ
ルってことなのかもね。

そりゃあ難しいわけですね！・・師匠

きょうはここまで、それではまたあした！

浅草キッド観てテンション上がり・・浅草のくら寿司へ

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