プレール・ドゥーク豊島園『二重サブリース契約による売却事例』東京都豊島区 2008年築 新築購入
- 2020/01/10
プレール・ドゥーク豊島園
井上 雅一郎 様
担当:長滝・濱屋
井上様とのご縁はこちらからのお電話でご対応頂けた事がきっかけでした。
当初は別物件の件でご連絡したのですが、違う物件でお悩みだという事を伺いこちらの物件の売出しをお任せいただきました。
木下不動産さんのプレール・ドゥークシリーズはサブリース契約が大半なのですが、売却時にはサブリース契約の解約及び実際の入居者賃料が重要になってきます。なぜならば、自己使用でなく投資物件である以上、賃料収入がどれだけ取れるのかによって売買価格は大きく変わるからです。
通常のサブリース契約は下記のように
所有者様→木下の賃貸サブリース→入居者様
という契約関係なのですが、こちらの物件は
所有者様→木下の賃貸サブリース→U社サブリース→入居者様
すなわち二重でサブリース契約がされていたのです。このため、所有者様と入居者様との間に2社のサブリース会社が存在する事により、その分相場より安い入居者賃料であったうえに、なんと解約に伴う違約金もしっかり2重に支払うことになってしまいました。
当初は井上様のご希望に沿う形で何とかならないものかと試行錯誤致しましたが、どうにもならず当初の目標価格より下回る成約となってしまいましたが、しかし、今後も所有することによるリスクと売却に伴う損失を比較していただいた結果、ご納得のうえご売却いただきました。
投資用ワンルームの購入当時は当然知識もなく、サブリース契約の仕組みやリスクもよくわからないままにお持ち続けて、いざマンションを処分する段階でそれまでの安心と引き換えに、損失を伴ってしまうケースが近年多く見られます。
あらためましてこの度は弊社に仲介をお任せ頂き誠にありがとうございました。