7月6日の日記(vol.1454)

長男の試合。


今日は休みをもらって長男の野球の試合へ。高校生の彼はいまも野球を続けているけれどいわゆる高校野球ではなくてクラブチームでの社会人野球。だから選手には高校生も何人かいるけれどほとんどが大学生や社会人。当然まだ身体つきやパワーも周りには届いていない部分も多くて中学校までのように毎試合スタメンには入れない。

試合が始まってみてからグラウンドを見てみると今日もベンチスタート。5回くらいまで打者が出塁した時のバットを取りに行ったり転がったボールを拾ったりベンチワークをやっていた。そして試合は相手のほうが実力はだいぶ上で0-6での6点差となっていた。それから6回表1アウト2塁という場面で今日初めて代打でバッターボックスへ。

 

平等なんかない。


するとツーストライクとなったタイミングでタイムリーヒット。だけどそのあとの攻撃では点数は入らず更に追加点を入れられてしまった。やってきた最終回ではツーアウトとなりバッターは長男。その打席では残念ながら三振をして12-1でゲームセット。そんな姿を見てみるともちろん悔しがっている様子だったけどそれより納得してないような表情だった。

そして帰りの車の中では自分がスタメンに選ばれないことに不満を漏らしていた長男。彼いわくスタメンの選び方や采配自体にも納得がいかないらしい。ずっと黙って聞いていてなにか父親らしく説教をしたかったけれど我慢していた。だけど最後に『そもそも世の中に平等なんかなかなかないしその中で自分がどうするのかってことじゃないの』って言ったら今度は長男がずっと黙って考えているみたいだった。

 

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