3月9日の日報(vol.1337)

事務所での片判契約。


今日は午後から片判契約があって売主様が来社していた。多くは何処かで待ち合わせしたり、場合によってはご自宅に伺うこともある。だけどなかには会社を見てみたいとか、職場から近いからなどの理由で、今日のように事務所での契約となることもある。ただ今回の売主様はうちでの売却は3件目。そしてこれが最後の1件で、前回も来社してくれたけどわざわざまた来ていただいた。

契約内容の説明や取引の流れなんかは経験しているし、事前に売買条件もお伝えしていたから契約自体は15分で終了。それからは1時間以上ずっと世間話をしていた。早期退職をした売主様は、ふらりと一人旅にいってみたり趣味に没頭されたりで、いまはもう悠々自適なご生活をされているそう。

 

売却した本当の理由。


もちろん退職金もたっぷりあって株式投資や、積立投資信託に年金対策もばっちりで生活には全く困っていない。だから月々がマイナス収支の投資用ワンルームが1件残っていたところで、そこまで気にしていなかったそう。それにいまのローン残額での売却では、どうしても百万円単位で持出し金がかかることは分かっている。それはなかなか損切りしてまで・・とは売ることは考えないのかもしれない。だけどそれでもやっぱり売却を決めたその理由。

いちばんは独身の売主様がローンを支払い終えたとき、資産として残す相手がいないということ。それに退職した今では当然だけど、節税効果などもほとんど無い。そしてそもそも思い入れもなく必要性も感じていないのに、ローンを払い続けて持ち続けても仕方ないと言っていた。そんな話をずっと聞かせてもらっていたけれど、やっぱり投資用ワンルームの売却理由って、収支だとか損得だとかの理屈だけじゃないってこと。

 

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