3月3日の日報(vol.1331)

オーナー様は何で選ぶのか。


ここ最近は反響問い合わせだったり紹介からの売却依頼がほとんど。だから当然物件を預かるときは名指しと言うか自然と指名のようになる。もちろん条件が合わなくて成約まで至らなかったりすることはよくある。だけどあくまでもこちらから売りませんかというのではなく、相手から選んでいただいたり頼んでいただいたりする。その最初のきっかけの違いは大きいし、比較的やり取りや取引も気持ちよくできてスムースなことがほとんど。

いわゆる電話営業なんかに代表される源泉営業の場合は、オーナー様や売主様が任せたい会社や営業担当者を選ぶわけじゃない。こちらの方から連絡をして、買いたい人がいるとか高い価格で売れますとかニーズやウォンツを掘り起こす。そして上手く話がマッチすれば売却依頼を受けることが出来る。それ自体は自分自身がずっとやってきたことだから間違いない。だけど決め手としては話している内容や提案と言うより、結局は第一印象や人柄で決まっていることも多いと思う。

 

これからの仲介会社。


いまはきっとワンルームを売ろうと思ったらまず、ウェブで調べたり一括査定サービスに登録したりが普通。だけど最近では直接営業担当者を選ぶことができる、マッチングサービスも増えている。そこでは自分の物件や好みに合った担当者を選ぶことができる。たしかに有名な大手や良さそうな会社を選んだとしても、担当営業によって成功するか失敗するかは左右される。だから安全に高値で売りたいと思うなら、担当者を自分で選べるというのは満足感があるはず。それに一括査定サイトを使っていても、担当者が誰なのか分からないと不安なはず。

だから自らが担当者を選んで依頼するのと、そうでないのでは最初の心理的なハードルも下がる。アメリカでの不動産売買の際には、不動産会社ではなくエージェントに依頼することが一般的らしい。その実績や口コミの評価もウェブ上で確認できて、人気のあるエージェントにはたくさんの指名が集まる仕組み。日本でもこれからますます会社の規模や評判だけでなく、個人のエージェントや担当営業で選ぶことは多くなりそう。現にただ単に「投資用ワンルーム専門の仲介会社です」とだけ謳った、これまで通りの仲介会社は厳しくなってきている。じゃあこれからどうやっていくべきなのか・・いつも考えている。


 

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