8月29日の日報(vol.1145)

契約中物件の解約。


今朝は寝起きで覗いたスマホに契約中の売主様からの契約解約したいとのSMS連絡が入ってた。すでに契約中のこの物件はサブリース契約中。もちろん解約はできないけれど今回はそのサブリース契約を新所有者と引き継いでもらう条件。このようなサブリース契約を継承承継する際には新たに賃借人(サブリース会社)と新賃貸人(新所有者)が契約を結びなおすことになる。

ただ問題なのはそのサブリース家賃も新たに再査定を行うということ。同額なら御の字で多くの場合は減額になるケースがほとんど。ましてや再査定してサブリース家賃が上がることはまずない。そしてこの契約中物件も案の定に4,000円づつ下がってしまった。その事によって買主の購入価格がだいぶ下がってしまい売主様の希望とは折り合わず契約解約となった。

 

何が原因だったか。


もちろん契約前の段階で売主様にはサブリース家賃を再査定する話やそれによって売買価格が下がることは伝えていた。それでも想定よりも大幅に下がってしまったことにやっぱり納得できなかったみたい。こういう事態になる可能性については買主にも伝え済みでその時には白紙で解約してもらうという契約条件。ぶっちゃけ重調代金や印紙代はもちろんだけどこの案件に費やした時間と手間を考えたらうちは赤字。だけどこればっかりはこのサブリース会社を責めても仕方がないし、一度は多少の減額でも受け入れてくれる気持ちでいてくれた売主様や買えるつもりでいた買主様。・・誰も得していないし喜んではいない。

そもそもこうなる可能性があるとわかっていたのならばもっと事前に確認することや手を尽くすことも出来た気がする。すべて仲介という立場のうちが悪いんだけれども・・本当はすごく悔しいというのが本音。もう二度とこういう結果にならないようにこれからはもっと慎重にリスクを考えてだれもが安心して喜べる取引をしていく。

 

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