5月31日の日報(vol.1055)

決済の流れ。


水曜日休みだったけど月末最終日でもある今日。いくつか決済があったので普通通り出勤した。簡単にいえば投資用マンションの決済日当日は送金や着金確認をするだけ。なぜなら当日までの間には買主は精算書を確認をして決済金を準備。売主は必要書類を準備し司法書士からの本人確認を受ける。そして管理会社などの各関係箇所との引き継ぎや切り替え打ち合わせは終えている。だからこそ最後の当日は予定していたお金を送金と着金の確認をするだけ。

あとは返済銀行からの抵当権抹消書類を委任された司法書士が受取り法務局へ申請をして完了。そんな流れだから一般的な不動産売買の決済とはだいぶ様子が違う。そして多くの投資用マンション売却の決済時には同時にローン一括返済がある。

返済金に関して。


たとえば売却金額がそのローン残金をうわまわっている場合はそのまま決済金から振り込めば問題はない。だけどローン残金の方が決済金を上回る場合は持ち出し金の準備が必要。お金の流れとして言えば買主から直接に返済先の銀行へ振り込んでもらうけれどそれでも足りない不足金を振り込むのは売主の義務。だから原則的に前日までにはその不足金をローン返済口座へと準備しておいてもらう。

当日でも間に合うけれど万が一にでも振込先を間違えていたりお金そのものを準備できないとなると大問題。だから必ず銀行への着金確認=一括返済金全額が送金されているかどうかを仲介会社が確認をする。銀行によっては本人以外の着金確認は取れなかったりするけどローンが残っている以上はその確認は必須。そんなときは売主本人から委任を受けた司法書士にお願いをすることになる。今日もそんな融通の効かない銀行があったけれどおかげさまで全て無事に決済完了することができた。


 

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