4月29日の日報(vol.1023)

難しい問題。


物上げ営業をしていると良くあるのが同業他社とのバッティング。たまたま他社とも話しているお客様に営業をかけることもあればその逆もある。お客様からしたら少しでも高い金額やいい条件で売却したいのは当たり前。だから両方やもしくは数社から話を聞いていたり悪く言えば天秤にかけているケースも多い。よっぽど高い条件で太刀打ちできない時やすでに契約を巻いているような時は身を引いて諦めることもある。だけれどまだ検討段階や少しでも高くという気持ちがあれば当然こちらも最後まで競合していく。

ただ一生懸命動いているからこそだけれど、それぞれの担当者からの何度もの連絡やヒアリングに嫌気がさしたり面倒になりお客様の売り気自体なくなってしまうこともある。お客様のためにと思って買主様から高い価格やいい条件を引き出して頑張っていても、気付けばそのお客様との成約だけが目的になってしまう事がよく起こる。だけどお客様のためにという綺麗事だけでも纏まらないし、競合相手を欺くようなやり方でお客様に嘘をつかせるのも後味は悪い。難しい問題。

 

突然の連絡。


数十年来の地元の友人の奥さんに不幸がありお通夜へ参列した。彼とは年に一度会うか会わないくらいだけどSNSやブログなんかでお互いに近況は知っている。カメラが好きな彼はいつも綺麗な景色や家族の写真をアップしていた。仕事もバリバリ稼いでいてとても家族を大切にしているのがいつも伝わっていた。そんな彼といつも連絡を取っているFBメッセンジャーでの突然の報告だった。かける言葉が見つからないくらいでお悔やみの言葉とお通夜に参加しますというのが精一杯。そして昨日の夜に早めに仕事を上がり伺わせてもらった。

そこには泣きじゃくるのを必死に耐えながらこちらを見てる彼がいた。少し目を合わせて頭を下げお焼香を終えてもう一度目を合わせた。すると隣には自分と同じくらいの息子たちもいた。だけど泣かずに気丈な表情でしっかり前を向いていた。直接には彼とは話はしていないし、気持ちを想像するといまは連絡はせずそっとしていたい。少し時間が経ったら前に二人で行った地元の小料理屋に飲みにいこう。

 

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