4月28日の日報(vol.1022)

投資用マンションの決済。


GW前4月最終平日の今日は決済が多かった。決済とは言っても投資用ワンルームの場合は売り買いともに立ち会いはしないことが殆ど。事前に売主様は抵当権抹消担当の司法書士へ委任して権利証から印鑑証明などを預けてしまう。だから当日は決済金が振り込まれるのを待って預金口座の着金確認していただくだけ。もしくは持出し金がある売却の場合は事前に返済口座へ不足金を振り込んでおき全額返済を確認して終了。

そして自分たちも買主様から振り込まれた決済金から、売主様はじめ司法書士事務所や場合によっては賃貸管理会社への違約金などを振り分けるだけ。そのあとは売主様と買主様それぞれへの領収書などを送り終了。このように意外と淡々と進んでいき終了となる。

 

不動産取引で大切なこと。


ただしこの決済日を迎えるまでに返済申込みからスタートして、建物や賃貸の管理会社への通知や調整。返済金額が確定してからの精算書作成や司法書士事務所と売主様への取り次ぎや、事前に売主様から買主様への領収書などを取り付けたり。ひとつの決済だけでも売主買主様以外に関係者はいくつもある。そしてそれらどの物件でも決済までがスムースに進んでいくわけでもない。

例えば賃貸管理会社の対応や返信が遅くて清算書が作れなかったり、そもそも売主様と引き渡しのスケジュールや手取り額などの説明にご理解ご納得いただくのに時間かかったりすることも。とにかくいちばん大切な決済当日に事故やトラブルにならないように、契約~決済までの契約履行が一番気を使うしたくさんの行程を経て決済日を迎えている。不動産取引で重視することは金額や条件はもちろんだけれど、取引そのものが安全に事故なくスムースに決済を迎えるため、どちらかと言えばこの契約履行こそ不動産仲介会社の本分でもあると思う。

 

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