12月17日の日報(vol.1763)
- 2025/12/18
- 松本満
鈍臭い自分。
休み明けの水曜日。業務の坂本さんは今日から日曜までお休み。鈴木さんと二人で事務所掃除を軽くしてから業務開始。するといつも物件を紹介してくれるパートナーの業者社長から連絡。うちで客付けをする形で評価を出していたバルク物件がまとまったとのこと。週末には契約するとのことで急遽の片判契約の書類を作成することになった。うちは客付けの立場なの片判契約へは行かないが、だからこそ間違いがないように準備しないとならない。
いつもなら業務の坂本さんに引き継ぎして作ってもらっている。だけど今日からあいにくお休み。なので自分でやるしかなかったけれど、1件だけならまだしも数件ある(ありがたいことだけど)。そして久しぶりに作ってみた片判書類。契約書入力に内容確認していても、印刷した後にも何度も間違えていたりミスプリントをしてしまった。やっと製本まですべて終えると結構な時間がかかっていた。昔はすべて自分でやっていたけれど、こうして全然やらなくなるとこんなに時間がかかってしまう。なんだか自分がとても鈍臭く感じた。
良くなさすぎる報告。
夕方になるといま進めている相続物件の買主業者から電話。冒頭「あまり良くない報告です」との一言。話を聞いてみるといよいよ売買契約の前段階に入ったタイミングで改めて役所調査をしたところ、前面道路が42上1項道路だけれどもやはり正式には緑道となっているため、新たに建築確認を取るためのその建物敷地内に駐車場を作れるか?と建築士が聴取した際には許可は出せないと言われたそう。すなわち現時点ではその土地には新しく建築をしたとしても駐車場が作れないと言う事。以前に役所で自分が確認したときには、現在の建物にも駐車場はあるし職員曰くみなし的に大丈夫と言う見解と返答だった。だけど今回あらためての返答としては「緑道である以上駐車場は作る事は許可できない」とはっきり言われたそう。
実は昨日、来週の契約に先立って相続登記のために、司法書士の先生と一緒に売主さんの自宅に説明に行ってきた。「やっと整理することに目処がつき安心した」と言われたばかり。このままだと今回の買主業者の方では買うことができなくなってしまう。おそらくもう一度不動産会社が役所に交渉してもおそらく同じ回答だと思う。まずは確認不足なことを謝罪して事情を説明し出来ることとして売主様にも協力してもらい、何とか特例で認めてもらえないか陳情をしてもらおうと考えている。こうして土地や戸建てを扱ってみると分かるけれど、投資用マンションの売買取引の簡単さが分かるし、それしかできないのは不動産屋って名乗るのが憚れられそうな気がした。
