12月14日の日報(vol.1760)

いつものワンルームとは違う。


今日は午前中から今週に控えている相続物件の契約準備の打ち合わせのやりとりを買主業者としていた。だけどいつもの投資用ワンルームではなくて古家付き土地の売買。調査内容から契約から決済までの流れや取引の慣習も違っていてまだまだ準備が不十分。それに今回の買主業者は大手なのでいちいち社内稟議が合って回答やレスに時間がかかる。

売主はお身体が悪く契約に立ち会えないので持ち回り契約の予定をしているけど、契約書のドラフトチェックは間に合わなそう。だけど売主と仲介会社がいればいいだけの契約とは違い、今回は売却するための相続登記やその本人確認のために司法書士先生とも同席しなくてはいけない。ただこの年末に差し掛かるこの時期に今更そうはその先生の予定はずらせなくなっていた。

 

不動産屋としての気づき。


仕方ないので予定した日には先生の本人確認と仲介であるこちらは契約書と精算内容の説明にして、また来週の別日までに契約書類を揃えて契約することにした。この相続案件に関しては去年から動いていた。相続人が複数かつ全国に散らばっていて、まずその取りまとめするのに時間がかかった。そして夏くらいにはやっと話が取りまとまったはずだけれど、今度は物件の接道に問題があったり解体費や残置物費用がかかること。そのうえ確定測量や司法書士費用もかかってくる。

すると予定していた売却価格では換価してすべての相続人で分配すると、配偶者である売主にはほとんど資産が手元に残らないことになってしまった。そこからやっとそれ以上に買ってくれる買主を探すことができに契約だけは纏まることになった。だけどいつも扱っている区分マンションとは勝手がちがいなかなか進まなかったけれど、なんとか年内には契約をすることができそう。こうして考えると投資用ワンルームの売却や時には買取や販売に買い仲介もしたことはあるけれど、それらの業務だけでは到底自分は不動産屋だと言えないくらい知識と経験不足だった。改めてここからはもっと色々な不動産を取り扱って行きたいと思った。

 

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