10月6日の日報(vol.1756)
- 2025/10/06
- 松本満
Zoom越しに見えた満足の理由。
今日は、先月決済が終わった売主様にZoomでのインタビューを実施した。この取り組みは、うちが最近始めた施策の一環で取引後の売主様に実際のお話を伺うことで、今後のサービス改善や信頼構築に活かすためとその内容をHPに掲載している。今回ご協力いただいた売主様は、数年前に節税目的で区分マンションを購入され、毎年繰上返済をコツコツと続けてこられた方。
今回の売却では、最終的にしっかり利益を確保できたようで、最初は節税が目的だったけれど売却して利益も出て本当に良かった、と満足そうに話してくださったのが印象的だった。また、取引を通じてのうちの対応にもご満足いただけたようで、丁寧だったし、安心して進められたと言っていただけたのは本当にありがたかった。こうして実際に声を聞くと、営業としてはもちろん、事業者としても励みになる。
問い合わせは決断ではない。
インタビューの中で、特に印象に残ったのは「問い合わせから実際の売却依頼までにかかった時間」についての話。売主様は、実際にうちのホームページ経由でお問い合わせをいただいた後、依頼までには数カ月を要したという。その間、査定資料をしっかり読み込み、他社と比較したり正直、葛藤と不安があったそう。だけどこちらとしては、どうしても問い合わせ=すぐの依頼と捉えがち。
例えばその後どうですか?と打診して「まだ検討中」という反応だと少し落ち込んだりもする。だけど、今回のようにその背景には色んな思考や迷いがあり、ある日それがスッと晴れて、信頼してもらえたからこその依頼だったということを実感した。営業のゴールは決して即答だけではなく、いかに考えている時間も信頼してもらえるかが大切なんだとあらためて気づかされた。