9月26日の日報(vol.1754)

リフォーム相談の現場へ。


今日は午後から外出。行き先は、いま相続案件をお任せいただいている売主様のご自宅。ただし、今日は売買ではなく雨漏り修繕のリフォーム相談のため。この売主様はご高齢で病気療養中。普段はデイサービスを利用しながら、自宅で静かに生活をされている。ご家族は既に同居しておらずお一人でのお住まい。必然的に、住まいのメンテナンスが追いつかずついには介護ベッドの上から雨漏りが発生してしまっていた。

娘さんと事前にやりとりを重ね、今日は友人のリフォーム業者さんにも同席してもらい現地調査を実施。最初の確認どおり、原因は2階ベランダのコンクリート部分からの浸水だった。築年数の古い戸建てでは当時そもそも防水施工がされていないことも多いらしい。案の定、排水口の詰まりや長年の水たまり跡などが発見され、原因は明らかだった。

 

雨漏りの原因と対策。


調査の結果、ベランダの防水工事が必要という結論に至り、早速見積もりを依頼。すぐに修繕とはいかないけれど、原因がはっきりし、対応の方向性が見えたことで、売主様と娘さんにも安堵の表情が見られた。「これで少し安心しました」と言っていただけて、自分もホッとした。もちろんこの仕事はワンルームの売買でもなければ、不動産取引そのものでもない。

だけどこうして、自分のことを思い出してくれて、頼って声をかけてもらえるというのは本当にありがたい。相続・高齢化・空き家・単身世帯など、こうした社会課題が複雑に絡むなか売る買うだけが不動産業ではないと、あらためて感じた一日。こうして、仕事を通じて誰かの生活を支える一端を担えたなら、それはきっと誇れることなんだと思う。

 

お問い合わせ

投資用マンションの売却、査定、相談は
安心と評判の株式会社リムズエージェント!