9月19日の日報(vol.1748)

売却後のオーナーが感じた寂しさ。


先月決済した元オーナー様からわざわざLINEで連絡をいただいたのは先週の話。賃貸管理会社から届いた入居者更新のお知らせについてだった。内容は12月の更新に向けた案内で、新賃料について同額にするか変更するかの返送書類。さっそく新管理会社に情報を伝えたところ、返ってきた指示は「新賃料は10,000円アップで返送してください」というもの。それを返信してもらうようLINEしたあと、元オーナー様からは「こんなに高く取れるんですね・・」と驚きとともに少し寂しそうな返信が届いた。

おそらく、長年所有してきた物件の収益性を、自分が手放した直後に改善されたような気がして、どこか複雑な思いになったんだと思う。「あくまで入居者が了承してくれたら・・の話ですよ」とフォローしたけれど、気持ちはなんとなく伝わってきた。「売ったあとも気にかけてくれていた」ことに感謝していただけに、今度は少しこちらが気まずくなってしまった。

 

現場のズレと誠実な謝罪。


そんなやり取りの最中「あれ?」と思ったのはそもそも更新時期が12月であること。すでに物件は売却済みで来月には新しい管理会社へ管理変更するタイミング。すぐに送付元の旧管理会社に電話をすると「確かにお知らせは出しましたが、実際の更新手続きはできません」との回答。どうやら更新案内の発行部署と、解約を把握している部署との連携ミスだったようで平謝りされてしまった。

これまで数え切れないほど管理会社へは管理解約の連絡をしてきているけど、正直、レスポンスが遅かったり、横柄な態度を取られることが少なくない。だけど今日の担当者はとても丁寧で、申し訳なさがにじむ対応に、逆にこちらが恐縮してしまった。やはりトラブルやミスがあっても誠実な対応をされると、怒る気持ちは自然と消える。反対に、形式的な対応や言い逃れをされると些細なことでも大きな不信感につながる。その小さな繰り返しが良くも悪くも会社の信頼に関わってくるとあらためて感じた。

 

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