9月14日の日報(vol.1744)

久々の電話営業で感じた重要なこと。


今日は鈴木さんが休みだったので、事務所は業務委託で働くYさんと2人。Yさんは前職時代の後輩で、一度独立し自身で事業を展開していたものの、体調を崩して事業を畳み、現在はうちでフルコミッションの営業として力を貸してくれている。彼の営業スタイルは一貫して電話営業一本。今も朝から晩までずっと電話をかけ続けている姿にはある種の覚悟と根性を感じる。今日は自分も久しぶりにその世界に身を投じて約200件ほどかけてみた。時間帯は土曜日の夕方。

いかにも出る人が少なそうなタイミングだったけど、結果は案の定で繋がったのは全体の5%ほど。しかも「もう売却済みです」という声もちらほら。もちろん「売りたい」という新規の声はゼロ。電話営業においてトークスキルや粘り強さはもちろん重要。ただ、それ以上に大切なのはリストの鮮度だということを痛感した。うちにあるオーナーリストや謄本データは、新しくても2〜3年前のものが大半。名前や物件は変わらずとも、状況は当然変わる。物件がすでに売却済みであれば、それは終わった話。やはり新しい情報を得る手段やアプローチ方法を再構築しないと、今の時代には合わないと改めて思った。

 

変わりゆく営業スタイル。


Yさんと一緒に電話営業をしていてどこか懐かしさを感じていた。自分も昔は1日中電話をかけ続けて、媒介が1本でも取れればガッツポーズするような日々があった。その頃と比べて今の自分はどうだろうか?もちろん会社の代表として営業だけではなくて、組織や戦略を考える立場にあるけれど、それでも時々こうして原点に立ち返ってみるのも悪くないと感じた。

電話営業の効率が下がったいまはYouTubeやLINEにSNS、デジタル広告など、新しい集客方法はいろいろある。ただ結局は人の温度感に触れることができる営業スタイルこそが、不動産という人と人の取引には欠かせないものだと思う。今日の結果だけを見れば何も得られなかった一日だったかもしれないけど、Yさんと過ごす中で改めて感じたことや考えさせられたことが多かった日だった。

 

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