9月6日の日報(vol.1737)

異国の地で始まる新生活。


朝一番に先日契約したシンガポールからの留学生と物件の鍵渡し・部屋の受け渡しのため現地で合流。集合ポスト前で挨拶を交わし、すぐ近くの地場の管理会社へ一緒に向かうことに。担当者はあいにくお休みだったが、事前準備は完璧で、別のスタッフによってスムーズに鍵の引き渡しが完了。ほっとした空気の中、管理会社のスタッフと何気ない世間話をしていると、最近は外国人の単身入居が増えているという話題に。とはいえ、文化や生活習慣の違いから、入居後のトラブルが多いらしく「本音を言えば出身国や職種である程度フィルターをかけて選んでいる」との正直な一言があった。

もちろん今回の彼はそんな心配はないし、物腰も柔らかく育ちの良さがにじみ出る好青年。家柄や人柄と礼儀正しさも申し分なく、スタッフも安心した様子だった。その後、部屋に同行しながら、ゴミ捨てルールや宅配ボックス、集合ポストの使い方などをひと通り説明。加えて、電気・ガス・水道の契約もその場で一緒に完了。彼の少し緊張しながらも嬉しそうな表情を見ると、こちらまであたたかい気持ちになる。遠く異国の地で、彼にとって最初の拠点が気持ちよくスタートできるよう、ほんの少しでもサポートできたことを嬉しく思った。

 

買主の返答はまだだけど。


引き渡しを終えてからの帰社後、昨日やりとりしていた買主からのメールを確認。期待しながら開いたが、残念ながら返信はまだ届いていなかった。この手の待ち時間は、いつまで経っても慣れることがないしモヤモヤする。何かしらの返答が欲しい気持ちはあるけど、こちらからしつこく急かすわけにもいかず、ただ静かに待つしかない。こういうときこそ、感情を引きずらず、他の業務に気持ちを切り替えて集中することが大事。

午後からは、書類の整理や今月の仕込みに向けた顧客チェックに時間をあて、黙々と業務をこなしていった。ふと、今日の留学生のワクワクした晴れやかな顔を思い出した。仕事とはいえ自分の手伝いが少しでも彼の小さな安心に繋がったことを思えば、今やっている目の前のただの業務も、きっと誰かの何かに繋がっていくはず。彼のお陰でそんな前向きな気持ちで締めくくることができた。

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