9月4日の日報(vol.1735)
- 2025/09/04
- 松本満
一段落して役所の優しさに感謝。
今日は朝から役所まわり・・とは言っても仕事ではなく私用。数ヶ月前から急に認知症になって介護状態だった父の老人ホーム入居に伴っての、住民票等の移動手続きだった。これまで役所と言えば、建築指導課や都市整備課などは不動産調査でよく訪れてはいたけれど、今日は「住民課」や「介護保険課」など、普段とはまったく違う窓口。知識もあまりない状態で少し不安だったけれど、どの職員さんもとても丁寧に案内してくれて、拍子抜けするほどスムーズに手続きが進んだ。
ここ最近の役所は設備や建物がきれいになっただけじゃなく、接客の雰囲気まで柔らかくなった気がする。一昔前は「お役所仕事」なんて揶揄もあったけれど、それは訪れる側が業者や仕事だったということもあったのかもしれない。こうして手続きが一段落して本当に肩の荷が下りた気分。父のことについてこの数ヶ月、本当に慌ただしかったけれど、役所の方々はもちろんこれまで協力してくれた人たちに感謝の気持ちでいっぱいになった。
タイミングと条件のせめぎ合い。
午後、会社に戻ってメールチェックをしていると、数日前に値下げしたワンルーム物件に対し「購入希望」の連絡が届いていた。しかもそのお客様は、わざわざ現地を見に行ったうえで、現金での購入希望とのこと。とはいえ、多少の指値(価格交渉)はしたいという要望も書かれていた。売主としては、値下げしたばかりのタイミングなので、ここでさらに譲歩するかどうかは悩ましいところ。ただ、現金での購入ということは、融資の手間がなくスピード決済も可能。
しかも、この価格でもまだ業者買取よりはぜんぜん高い。そう考えれば悪くない条件のはずだと思う。すぐにいい条件だと電話をしたい気持ちになったけれど、まずはそのままの条件を売主に伝え、判断は委ねることに。こちらとしては時間もかかっていた物件なので、仲介としてうまくまとまってくれたら嬉しい。でもこういうときこそ、無理に誘導せずに誠実に情報を整理して伝えるようにしている。どう動くかはまだわからないけれど、良い流れを信じて進めていきたい。