7月17日の日報(vol.1724)

はじめてのショートステイ。


今日は本来の出勤日だったけれど、ここ最近で急激に認知症が進んだ父の世話で夕方からの出社。仕事の電話やLINE対応をしながらの午前中はあっという間に過ぎた。父は少し前までは頭は混乱していても身体は元気だったから、当てもなく外に出てしまう徘徊が大きな問題だった。けれどここ1ヶ月ほどは食欲も落ちて、身体も急速に弱ってきた。今では1日中横になっていることが多くて食事も自分ではとらず、痩せ細ってしまっていた。そして、ようやく介護認定が下って結果は要介護4。

以前から相談していた知人のケアマネージャーの力も借りて、運良く近所のショートステイ施設に空きが見つかり、今日がその入所日だった。区役所で手続きを済ませ、先に施設に到着していた父のもとへ必要な荷物を届けた。本人はなぜそこにいるのか理解していない様子で、ただ職員の方に「よろしくお願いします」と頭を下げていた。その姿に胸が締め付けられたけれど、「帰りたくない」と言われるよりもよかったのかもしれない。

 

プロの手に託すという決断。


施設は清潔で明るく、対応してくれた職員の皆さんも温かく丁寧だった。素人の自分たちが無理して介護を続けるより、きちんとした環境とプロの手に委ねる方が、本人にとっても安心だと思えた。これまで毎週水曜の休み前日には自宅へ連れて帰り、何とか家族で支えようと努力してきたけれど、限界が近づいていたのも事実。やっとここまで来たという安心感と、ほんの少しの寂しさが入り混じった。

夕方になってやっと出社したけれど、新規物件や契約中の案件を進めたり、明日から週末にかけての外出予定や来訪に備えての準備・段取りに追われていた。結局ようやく日報を書いている今も、気づけば一日が終わりかけている。でも、父は頑張って施設で過ごしてくれるのだから、こちらも気持ちを切り替えて前向きにやっていきたい。今日からまた自分は自分の仕事をきちんとこなすだけ。きっとそれが、父への何よりの恩返しになると信じている。

 

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