7月14日の日報(vol.1722)
- 2025/07/14
- 松本満
士業も積極営業の時代。
今日は午前中から来客があった。お越しいただいたのは、以前うちに「協業しませんか」と営業メールをくれた税理士事務所の先生。実はこの先生、相続に強く不動産に関する税務も幅広くカバーされていて、出版実績もある専門家。先日一度ご挨拶に来ていただいた際に人柄も信頼できそうだったので、今回正式にパートナー協業契約を結ぶことになった。
営業メールがきっかけとはいえ、こちらとしても税金や相続で困ったときにお願いしたいと思える方。物腰も柔らかくて、いわゆるガツガツ営業をするタイプには見えないけれど、ご本人いわく「これからの士業のライバルはAI。だからこそクライアント開拓のために自ら動く必要があるんです」とのこと。士業も受け身ではなく、戦略的に動かなくてはいけない時代なのだと改めて感じた。
時代の変化と変われた人。
夕方、突然のLINEが一本。「近くにいるので、少し寄ってもいいですか?」と前職時代の後輩からだった。彼はかつて、うちと同じように投資用ワンルームを扱う会社にいた。当時は会社の勢いもあってかなり売っていた記憶がある。ところが今は人も減り会社自体もほとんど機能していないみたい。当然に彼も転職を決意。現在は土地の仕入れ営業としていろんな不動産業者を回っているとのこと。
不動産業界といっても領域が違えば一からの出直し。大変だろうけれど、本人は前向きに切り替えて頑張っている様子だった。同じ業界にいながらも立場も仕事のやり方も全く変わる。でも、きっと彼のように環境の変化を受け入れて動ける人こそ、時代に合ったキャリアを築いていけるのかもしれない。昔の会社の話から今の働き方や仕事のことなど、いろんなことを話しながら、ビジネスにおいて変化に対応する力の大切さをしみじみ感じた日だった。