7月6日の日報(vol.1717)
- 2025/07/06
- 松本満
売却したいという意思。
今日は朝から先週ご紹介を受けた売主へ進捗報告の電話。やはり懸念していた通り、物件にかかっているサブサブリース契約がネックになってて、買主業者の選択肢がかなり限られてきていることを伝えた。現在の賃料条件や管理構造の詳細も踏まえて、評価額もおおよそ想定通りと報告。売却となれば相応の持ち出し金は必要になる。
通常であればここで一度見送る、あるいは悩む人も多いけれど、電話口の売主はそれでも売却したい・・とはっきりしていた。その意志の強さには少し驚いたけれど、おそらく購入時からの経緯や物件の収支状況を考えると、どうしても手放したいのだと思う。こういう時こそ仲介としてできることを最大限やって信頼に応えたい。
はじめてのエリアでの査定。
その後は預かっている物件の図面作成。価格評価を依頼するために、買主候補の業者へ一斉送信する資料を整えた。その後、溜まっていた査定業務に取りかかったけれど、なかでも難航したのが3件あるうちの1つのマンション。エリアとしては初めて扱う地域で、まずは立地特性の把握からスタート。調べていくと近隣に明確な成約事例も少なくて価格のベンチマークに悩む。
最終的には少し離れた範囲までエリアを広げて、ようやく一定の参考価格を算出。正直あまりニーズの高いエリアではないので、実際の評価がどのくらい出るのかはわからない。だから最終的な査定価格を決めるのもかなり悩ませられて難しかった。頭を使う作業が続いたけれど、今日は接客や資料づくりも集中していたせいか、気がつけばあっという間に一日が終わっていた。