6月13日の日報(vol.1701)
- 2025/06/13
- 松本満
売却相談からその先へいくには。
ここしばらくやり取りしているオーナーから、今日は「実際に売却した場合の精算イメージを出してほしい」と連絡が入った。すぐに仮の精算書を作成し、概算の諸経費・残債・手取り予想額などを整理してメール送付。こういう書類は自分たちにとっては日々見慣れているものだけれど、売主側にとっては初めて目にする数字ばかりということも少なくない。
仲介手数料や登記費用、管理費家賃精算に税金関係など、ひとつひとつ説明を加えないと、なかなか実感として掴みにくいのが正直なところ。数字が整理されることで、売る決断がしやすくなるケースもあるし、逆に「もう少し考えたい」という反応になることもある。今回は前向きに受け止めてもらえた様子だったので、今後の具体的な段取りに繋げていきたい。
頑張ってもらった銀行評価。
午後には、買主業者から待っていた銀行評価の連絡がようやく入った。当初出ていた評価額では売主希望に届かなかったため、ここ1週間かなり無理をお願いして調整を続けていた。結果として、なんとか希望ラインに近い数字まで評価を引き上げてもらえたのは本当にありがたい。
さっそく売主にも報告。こちらの交渉の動きも含めて伝えたところ、とても喜んでもらえた。これで数字面のハードルはクリアできたので、あとは細かい条件整理を進めて月内契約を目指していく。今日はこの他にも他案件の細かい業務や外出も重なり、朝から終日バタバタ。ひとつひとつは小さな動きでも、それぞれにやるべき確認や判断がある。終わってみればあっという間の金曜日だったが、こうして少しずつ案件が前に進んでいく感覚があるのはやっぱり嬉しい。