6月1日の日報(vol.1693)
- 2025/06/01
- 松本満
静かな土曜日はひとりで相続案件業務。
今日は鈴木さんが片判で外出で朝からずっとひとり。静かすぎる土曜の事務所でずっと向き合っていたのは、ここ最近ずっと取り扱っている相続案件。築年数もそこそこ古い物件で長らく放置されていた空き家。内部は老朽化が進み残置物も山積みで売却には相応のハードルがありそう。
今回は業者買取で早期現金化を前提に動いている。今日はその査定金額の精査と、相続人たちに送る通知文案をひとつひとつ整理。被相続人は年配の人だっただけに、相続人の数も多いし住んでいるところもバラバラ。感情が入りやすいテーマだからこそ、冷静にでも一方的にならないように言葉を選んだ。トラブルなく進めるには、こうした見えない作業の積み重ねが大事だと思う。
反響対応の合間に見つかったミス。
午後は反響がいくつか入ってきて、メールや電話での対応で週末らしい動きが少し出てきた印象。そんな中、売り主に状況報告をしていたらランニングコストに関して伝え間違えていたと言われた。あらためて重調も確認してみたら…確かに聞いていた金額とズレがあった。こちらの確認ミスだった。すぐに修正して反響先へ連絡は入れたが、こういう見落としは信用を確実に削る。
たとえ小さな数字の違いでも不信感につながるし「確認不足でした」と伝えるしかない時点で、もう信頼は一歩後退しているかも。あらためて基本をおろそかにしないで、確認は面倒でも最後の砦だと改めて痛感した。今日から6月。今年も残り半分へ向かう折り返し地点。気持ちを切り替えて、しっかり地に足つけて進んでいこうと思う。