1月14日の日報(vol.1646)

借地権と所有権。


いま預かっている物件の話。オーナーチェンジのファミリー物件だったけれどあらためて謄本確認してみたら借地権だった・・築古物件だったのでレインズの事例を見ていても所有権と借地権が混ざっていてたしかに謎だった。管理会社に重要事項調査依頼をしたついでに聞いてみたらなんと部屋によって所有権と借地権に分かれているらしい。

これは地主から土地部分を買い上げて所有権登記をしているケースと分譲当時のまま借地権登記のケースがあるみたい。そして確認してみたらやっぱり預かっている部屋は後者の借地権物件だった。借地権だとローンがつきづらかったり実需物件だったとしても融資金額が低くなったり金利が高かったりする。

 

売りづらいけれど。


そして月々の借地代はかかるし売買のときには譲渡承諾料もかかってくる。だけどその分土地の所有権は無いからこそ所有している間の固定資産税はかからないというのはメリットでもある。ただ単に購入して住むだけならばいいかもしれないけれど、それらの理由から買取価格や売却価格は低くなることがほとんど。

はっきり言って売りづらいけれど、管理会社いわくもしかしたら地主から借地部分を買い取らせてもらえるかもしれないとのこと。売主様にその旨を伝え確認してもらうことにした。借地のまま売り出すパターンと借地部分を買い上げて所有権登記するパターンも想定して、あらためて売り出すまでにいろいろ準備が必要になった。

 

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