11月27日の日記(vol.1598)
- 2024/11/27
- 松本満
のんびりおおらかな彼。
今日は水曜日休みだったけど先週の土曜日からホームステイしていた長男のアメリカ人チームメイトの帰国日。フライトは羽田発夕方便だけど朝から学校へ行かなくてはならない長男や次男とはここでお別れ。お互いまだ早朝で半分寝ぼけながらでも少し寂しそうに別れを告げていた。彼がいたこの数日の家族の会話も英語と日本語が入り乱れて本当に楽しい毎日だった。
そんな彼は外国人にありがちなおおらかでのんびりした性格。案の定に今朝までスーツケースや野球道具などのパッキングは終わっていなかった。そしてみんなが学校へ出かけたあとも呑気にゴロゴロとソファで横になりながらブックオフで買った漫画を読んでいる。だから時間になったらすぐ出発できるようにしよう!って少し急かせてむりやりパッキングを終わらせた。
また必ず帰って来る。
それから両親へのお土産にお箸を買いたいと言っていたので合羽橋まで自転車で向かった。有名なお箸専門店に行くとたくさん種類があって迷っていた。両親の好きな色で選ぶといいよと伝えるときれいな紫と緑のお箸を選んで買っていた。次はそのままサイクリングがてら浅草を散歩して回ったけれどほとんど外国人ばかりでまだ午前中なのに大混雑。その様子をみていた日本が大好きな彼は彼らは僕と同じ外国人だけど、日本をリスペクトし日本語を学んでる僕とは違う・・と謎の主張していた。
そして午後になっていよいよ車で羽田まで向かった。車内では口数も少なくて何だかしんみりしていた。無事にフライト時間にも間に合いチェックインと荷物を預けてとうとう最後のお別れ。楽しくもあっという間の短い数日を思い出すと本当に寂しくなった。一緒に写真を撮ってから握手とハグ。また来年の夏に必ず帰ってくるよって言っていた彼を見えなくなるまで見送ってきた。