11月16日の日報(vol.1587)

なんちゃって住宅ローン相談。


今日は知り合いの不動産エージェントさんが来社。いわゆるなんちゃってローンで困っているオーナーさんを連れて相談をしに来た。事前に内容は大体聞いていたけれどやっぱり案の定どうにもならない感じ・・もともと知り合いのFPに資産相談をしていたら不動産投資を勧められた。そのあとにブローカーを紹介されて・・というお決まりのパターン。

そのときちょうど独立前で会社勤務している属性があるうちに急いだほうがいいと気づいたらマンションを買っていたそう。ただ住宅ローンで賃貸に出すのはなんとなくダメだとはわかっていたけれど「みんなやっているから」「ばれないから」と言われて手を出してしまったらしい。そして契約書に書いてある売主不動産会社の名前は謄本にはなく、明らかに三為でのBC取引だった・・

 

現実を目の当たりに。


ABの価格はわからないけれど相場からすればおそらく1000万以上は高く購入していそう。その証拠に手も込んでいて買ってから半年間は入居者も入れずにローン支払いを建て替えてくれたらしい。それくらいの費用負担をしても痛くも痒くもないくらいの利幅だからだと思う。そして当然いますぐ手放すにはローン残金よりも遥かに低い金額でしか売れないし持ち出すお金もないみたい。

いまは銀行にバレてはいないけどそのリスクもある。とりあえず持ち続けるしかないので少しでもキャッシュフローが出るように賃貸管理をうちでお願いしたいとのこと。だけど売却できるようになるのはまだまだ年月がかかってしまうだろう。あらためてその現実を目の当たりにしたオーナーさん。少し目に涙を浮かべていた。

 

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