11月12日の日報(vol.1583)
- 2024/11/12
- 松本満
毎度毎度のサブリース問題。
いま業者評価を出そうとしている物件はサブリース契約中。だけど期間満了で解約ができると思いきや実入居者の前に更にサブリース会社といういわゆるサブサブ契約。だから現状では実家賃はわからないけれどそのサブ賃料や相場から割り出すと、オーナーに入るサブ家賃より△18,000前後は高いはず。
それだけ手取り賃料が変われば単純計算で評価は500万以上変わってくる。だけど外れたその先のサブリース会社は相変わらず解約には応じない管理会社・・最初に想定していた査定価格よりもだいぶ下がってしまうことが確定した。本当に毎回毎回このサブリース問題にはイライラさせられる。
現状が変わっていくには。
正直言えば仲介会社からすれば高くても安くても売れれば手数料が入る。だけど高く売りたい売主様からすれば本来なら高く売れたかもしれないと思うのは当たり前。そして実賃料より安いサブ賃料なためにローン残や希望金額と折り合わず売却に至らないこともある。だからこのサブリース解約ができないという問題については仲介会社も売主様もストレスではある。
そしてそれでも仕方なく手放すオーナーもいれば、最近ではオーナー自らでなんとか解約出来るようにいろいろと試みるオーナーも増えてきた。労力や費用に時間を考えるとそこまでするメリットがあるかどうかはケースバイケース。ただそういう動きや考えが増えてくれば今すぐは難しいけれどこの現状が変わっていく方向になっていくのではと感じる。