休み明け。
- 2024/10/24
- 鈴木一徳
相場推移。
本日は公休明けで、社長もわたしも急ぎ案件があったのですぐ業務に取り掛かりました。休み前に質問されていた社長案件で、関西地方のものがあります。休み前に想定で社内査定しており、社長に「ホント?」と訝しがられていましたが、本日お客様からの金額提示をみると査定ドンピシャでした。実は昨年、売出しをかけた物件で価格感を知っていたことは隠してドヤ顔しておきました。
あわせて「やっぱり」と思ったのは、昨年売出しと比べた際の価格推移です。1年強の期間が経っており、23区内であれば若干でも値上がりしている期間ですが、この物件はほぼ昨年同様の価格提示でした。昨年時点でローン残高と価格が折り合っていなかった案件なので、価格の伸びしろがあれば……と思っていたのですが、オーナー様へのお声がけはもう少しあとになりそうです。
エリアの差が。
どうしても23区内の案件に比べると、地方物件になればなるほど市況の影響力は小さくなります。正確にいえば「市況の拡大(価格上昇)圧力は小さく」「市況の縮小(価格下落)速度は速い」といえます。文字どおり「不動産」なので、エリアの差はこういうところで顕著に出ます。地方物件のほうが価格が安いので~という声もありますが、それだけで飛びつくのはリスクが高いなと感じます。
とはいえ、23区にあれば将来的にも安泰かといえばそんなことはありません。逆に地方物件でもエリアや価格帯を厳選すれば、充分に運用益やリスクの低い出口戦略をとることもできます。最近はしっかり物件情報を調べて査定対応しているため、余計そう思う時間が増えました。オーナー様は購入済なのでいまさら動かすことはできませんが、将来性などからどう出口をとるか適切な提案ができるようにしたいと思います。
本日もおつかれさまでした!