10月12日の日報(vol.1552)
- 2024/10/12
- 松本満
評価が伸びなくなってきた。
いまちょうど預かっている地方築古物件の業者評価が伸びなくて困っている。自分が査定して売主様に伝えていた価格よりもどうしても1割くらい低い。以前であればこの査定どおりの利回りで金額が付いてきたはずだけどこれは予想外。特に今回は少し高めに査定したわけでもなくて確実に売れる価格を伝えていたつもり。
だけどこの金額だとローン残額よりも微妙に下回ってしまうし恐らく手出ししてまでの売却は考えていなそう。そうなるとエンド客に向けて売り出す方法もあるけれど競合物件も多いからすぐには動かない可能性が高い。そのまま伝えて売主様に判断してもらうしかない。
このまま続けばいいけれど。
都内や都市部の築浅物件は相変わらずの高値で評価も付いてくるし物件不足。だけど地方の築古物件に関してはそろそろ厳しくなってきているのかも。少し前までは数年前では考えられなかったくらいの価格になってきて売物件さえあれば成約していた。そう考えるとよく言うように相場や市況が下がってくるのは地方からというのは本当なのかもしれない。
だけどここ最近の相場で高くなってからの購入した今のオーナーたち。その購入価格と築年数や賃料や維持費から考えるといつか売却する時にはかなり苦労しそう。このまま今の市況が続いていくのなら別だけど・・そうでないのならきっと都内の築浅物件も同様だと思う。