10月9日の日記(vol.1549)
- 2024/10/09
- 松本満
月曜日の出来事。
少し前からうちに来た子猫。いつもの病院ではまだ体力もなくて完璧じゃないけど体重も増えてきているしこのまま順調にいけば・・なんて言われていた。だけど実は今週の月曜日の夜に体調が急変・・その日の夕方までは元気だったのに急に嘔吐と下痢になりフラフラしだして動かなくなった。急いで病院に電話をするとまもなく休診時間で院長はもういない。
だけどまだ体力がぜんぜんないし脱水症状で万が一の可能性もある。だからすぐに何処か別の病院を探して連れて行って欲しいとのことだった。その知らせを聞いて何とか夜でも空いている病院を探して自分もすぐに向かった。診察室に着いてみると・・数十分前まではフラフラながらも反応はあったみたいだったけど、いまはぐったりしていて名前を読んでも反応がないくらいのほぼ危篤状態だった。
奇跡が起きれば。
先生に聞いてみると低血糖で体力がない上に脱水状態と胃拡張に腸閉塞になっているという。点滴での投薬や胃からガスを抜いたりと出来る限りの処置はしてくれた。けれど正直な話このまま入院しても夜中に亡くなる可能性のほうが高い・・だから今夜はみんなで一緒にいたほうがいいと言われ帰宅してきた。だけどもう出来ることは少しでも体力をつけさせるために、シリンジで餌を与えることと回復を信じて祈ることくらい。
そしてずっとそばにいてから数時間すると・・奇跡がおきた。いきなりベットから起き上がってきてフラフラと歩き出し自分でご飯を食べ始めてくれた。それから2日たった今ではよく食べてよく寝てよく遊んでいるしおかげで体重もだいぶ増えた。だけど人間で言えばまだまだ赤ちゃんのようなもの。だからいつ急変するかわからないから大事に見守っている。そして来たときよりももっと大切な家族になった。