石橋を解体後RC造にしてから叩いて渡る。

綱渡り。

にならないようだいぶ考えて準備しました。本日は朝から最優先でオーナー様へ一括返済申込をしていただくため連絡しました。この案件は売出し~価格提示まで非常にスムーズだったのですが、ご契約付近から徐々に雲行きが怪しくなっていきました。権利証(登記識別情報通知)がどうしても見つからない……から始まり、ご実印なくなってるっぽい、賃契を取寄せしたら問題発覚して追加交渉が必要、引越し回数と本籍地の問題、オーナー様の海外出張がどう考えても決済時期に重なる…など、だいぶ重なりました。

その甲斐もあって(?)、この案件は相当先読みしておかないと決済事故ってヤバいだろうなと思うことができました。そのためご契約直後にも関わらず、お客様へ事情をご説明して司法書士や決済関連の確認を行い、オーナー様にもちょくちょく連絡して今後必要なご対応の説明といまのうちにできることをしてもらう、といった石橋解体~RC造に再建築を行っていきました。

無事に。

まず印鑑登録や司法書士の選定(通常しない売側のみの書士を立てる)など、決済日の確定前にできることから行い、サイトに余裕をもって各種書類の取得もお願いしました。一括返済の申込時期には海外にいらっしゃる予定でしたが、たまたまWEB申込可能な銀行だったので、事前のご登録や申込方法のご案内も行い、RC造の橋を打検しつつ渡っていきました。

そして本日、無事に申込も完了して決済準備が整いました。念のため書士の先生や銀行側へWチェックも行い、準備内容に問題がないことが確認できた際はだいぶ達成感がありました。どこかでセンサーが反応してなかったら、非常に綱渡りな案件だった気がします。まだ橋を渡りきってないので余談を許しませんが、今回の経験は次回以降にかならず活きますので、また高難易度案件に携わることがあった際の教訓にします。

本日もおつかれさまでした!

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