9月2日の日報(vol.1512)
- 2024/09/02
- 松本満
相続案件の相談。
かなり前から知り合いに相談されてた相続のはなし。父親が亡くなったけど残された母親は体も自由が効かないのでその娘からの相談。だけどちょっと複雑な家庭でその父親とは血が繋がっていないらしい。そのうえその父親には実子や兄弟や親戚縁者がたくさんいる。
だからこれまで母親と住んでいた家とそれ以前に住んでいた家。それに株券や少しばかりの預貯金などが相続財産。それらを合わせるとそれなりの相続税がかかってくる。だけど問題はそれを払えるだけの手持ちがないというところからの話。
人間って。
当然そういう関係性だからその親戚たちとはほとんどこれまで交流はない。だけどその母親が相続を受けるためには遺産分割協議が必要。その対明で相談されたので昔からお世話になっている司法書士先生を紹介していた。そしていよいよ遺産分割協議書の作成に入っていたけれど、案の定にどのくらいの資産があるか説明ないと署名できないというものが現れた。
生前は全く連絡を取ろうとせず訃報が届いたら少しでも分前が欲しいかのように騒ぎ出す。そんなよくあるパターンになっている。だからその自宅の売却の手伝いができるまではまだ少し時間がかかりそう。