5月24日の日報(vol.1411)
- 2024/05/24
- 松本満
持ちつ持たれつ。
少し前に請求された謎の請求書。契約中物件のサブリース管理会社から売主オーナーが紛失したサブリース契約書を開示請求をしたら開示手数料として22,000円。さすがに払いたくないし売主に請求するわけにもいかないし買主業者さんへ相談していた。するとちょっと時間くださいと言われ数日たった今日連絡をもらった。
どうやら付き合いのある管理会社らしくて今回は何とか無償で開示に応じてもらったみたい。だけど今回限りで先方に言われたのは『社内規定も厳しくなってきてて毎回こういう対応が取れるわけじゃない』とのこと。でも今回は本当に買主業者の担当者さんには感謝しか無い。
三方良しとは言うけれど。
ただ聞いてみたらサブリース管理会社の担当者も困っているみたい。もちろん自社管理物件を関係ない仲介会社に売買されたら気分は良くないかもしれない。けれどだからといってこれまでの自社顧客に損をさせたいわけじゃない。やはりこれだけ投資用ワンルームが新築中古問わず供給不足のなか盛んに売買されていって、どんどん自社管理物件が無くなっていくのは企業としては死活問題。
かといって仲介会社も依頼を受けたからには売主サイドにたち売買していかなくてはならない。とはいえどちらか一方だけの立場や利益だけを貫き通していったら誰かやどこかが泣くことになる。持ちつ持たれつだったりはあるけれど、ほんとうの意味での三方よしになるのはなかなか難しいのかもしれない。