4月後半戦。

まだいる…。

本日はみんなで揃って業務開始でした。わたしはまず、前日きていた案件やご紹介案件の登記情報を取得しました。複数件あったので、お待たせしている方の情報から確認して査定対応を進めていったのですか…ある登記情報で手が止まりました。某銀行から借入しているのですが、記載されている金利が明らかにおかしいです。そのまま登記住所へ目を移してみると…物件住所となっていました。

聞いている情報は「賃貸中」です。いわゆるなんちゃってローンでした(一応補足しておくと、実需用の住宅ローンを借りているのに、賃貸(投資)として運用している状態のことです。住宅ローンと投資用ローンでは金利がまったく違うため、ほぼ確実にプラス運用できますが、住宅ローンの約款で「人に貸し出すことを禁ずる」となっています。そのため、借入時の約束と実態が異なることが判明した場合、重い罰則を受けるリスクがあります)。率直な感想は「まだこのスキームで借りてる人(&あっせんしてる業者)いるんだ…」でした。

早期対応。

すぐに先方に確認しましたが、その方から直接きている案件でないため、私はもちろんその方もすぐには連絡つけることが難しい状態です。規約違反してるので、無申告で続けていると銀行から一括返済を求められるリスクと、早急に対応したほうが良い旨をお伝えしました。そういう経緯なので、本当に住むつもりで購入して、事情(ローンの性質の違い)を知らず貸してしまっているのか、それとも……は分かりません。

ただ、知りませんでした、では済まない内容です。あっせんした業者は正直、分かってやっている可能性大です。ここが一番悪いのは当然ですが、ローンを貸し付ける銀行からの説明や契約書面の確認は自身で受けてますし、そもそも昨今、銀行側も非常にしっかりとこの説明はしています。実際に以前、わたしが担当した案件ではしつこいくらい念押しされました。ご本人にも責任があるのと、対応が必要になった場合は大きな影響があるので、当人にはすぐ対応してもらいたいです。あわせて、まだこのような案件がたくさんあるんだろうな…と不動産投資の闇にすこし触れた日でした。

本日もおつかれさまでした!

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