4月25日の日報(vol.1382)

原状回復工事費用。


2~3日前に空室になった管理物件の原状回復の見積もりが来た。管理物件といっても都内ではなくて千葉にある2Kの部屋。オーナーさんはオーナーチェンジで買っていてちょうど入居して5年くらいしての退去。退去立会いをしたけれどかなり部屋は傷んでいて結構な金額が掛かりそうと思っていたけれど・・

案の定に70万くらいの見積もりで和室の部屋を洋室に変えずに畳交換だけでも50万くらい。そして問題なのはこの入居者を入れた前管理会社(販売会社)の賃貸借契約書。それはなんと退去時の負担区分が1年以上住んだらほとんどの部分が100%入居者負担というもの。

 

東京ルール適用外?


通常は東京ルール(賃貸住宅紛争防止条例)に沿って経年劣化によって貸主と借主の負担割合が決められてる。だけど千葉県の物件ということでそれら条例は適用外。だから契約内容通りに請求することは出来ると思う。けれどもし前入居者から拒否されたりどこかに相談や裁判を起こされたらトラブルになりそう。そのうえこの前入居者が外国人で費用が準備できるかどうかがさらに問題。

とはいえ貸主がすべて支払うというのも違うと思うけれど・・だからといってうちでこの金額を建て替えても回収できなくても困ってしまう。だからそれらがクリアになるまで工事発注ができなくなっている。そう考えると賃貸管理も売買契約や仲介とはまた違って大変な業務。

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